モータースポーツが好きな人なら、一度は憧れるメカニックの世界。でも本当にエンジンの構造を見たり触ったりするのは、イイ大人になってからではちょっと敷居が高いかも。本格的に整備士を目指すわけじゃないけど、いまよりちょっとだけエンジンの仕組みに詳しくなりたい…。そんなあなたにピッタリなのがこちらのエンジンモデル。
クラウドファンディング・CAMPFIREに登場した 「Toyan Engine FS-S100AT」(エンジン本体のみ/4万9385円〜 Nesessity Pack/5万8994円〜 3月10日現在) は、手のひらに載るほどのミニサイズながら、実際に動力として動かせる4ストロークのミニチュアエンジン。ホンモノさながらの迫力の燃焼を、自らの目と耳で楽しめます。
この「Toyan Engine FS-S100AT」では、自動車などにも使われている4サイクルエンジンを採用。燃焼室で行われている圧縮→点火→燃焼→回転という一連の動きを、観察窓越しに実際に目と耳でリアルに体感できるのが最大の魅力です。
本体サイズは44.5×48.6mmで74.3mm、重さは約405g。エンジン本体は200以上ものパーツを組み上げたもので、素材には航空アルミニウム合金とアルミニウム合金鋼を使用するなどこちらもホンモノ顔負け。キットとは異なり、既に完成した状態で届くので「うまく組みあがらない、動かない」といった心配も無用です。
燃焼として使えるのは混合ガソリン燃料、もしくはメタノール燃料。従来のエンジンモデルでは点火方式の違いによってどちらか一方を選ばなくてはなりませんでしたが、今回のモデルでは高電圧スパークプラグ点火装置を採用、どちらの燃料も使用できるようになっています。
むろんエンジンの燃焼室は最大200気圧・2000℃という高温高圧の状態になるため、安全面にもしっかりと配慮。観察窓の奥には頑丈な特製保護ガラスを二重に重ねることで、安全性を確保しながら燃焼の様子をじっくり観察できます。
エンジンモデルに触れるのはこれが初めてという人のために、エンジン本体と合わせて燃料タンクやオイルチューブ、CDI点火装置、ESCスピードコントローラーなど接続や起動に必要なパーツ一式を一緒に手に入れられるNesessity Packもラインナップ。こちらのセットではユーザー自身で用意するのは燃料と点火装置用のリチウム電池だけ、到着したその日からすぐに楽しめます。
さらにこのエンジンモデル、目で見て楽しむだけではなく、実際の動力として1:10、1:12、1:14スケールの自動車模型や船舶模型に搭載し動かすことも可能。手を加えて回転数を調整したり、別の燃料を試してみたりと、楽しみの幅が広がっていくのもうれしいですね。
>> CAMPFIRE
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/437191/
- Source:&GP
- Author:&GP