ロシアで、App Storeのアプリ内課金やApple IDへの残高追加ができなくなっている、とロシアメディアiPhones.ruが報じています。前日、ロシアの大手銀行がApp Storeでの決済が利用できなくなると案内していた以上の制限がかかっている模様です。
App StoreやiTunesでの支払い、残高チャージも利用不可
ロシアの大手銀行Alfa-Bank、Sber、Tinkoffといった銀行の発行するカードを使ったApp StoreやiTunes Storeでの支払いや、Apple IDへの残高のチャージが利用できなくなっている、とiPhones.ruが報じています。
現地時間3月9日にAlfa-Bankは、同行の発行するカードでApp Storeでの決済ができなくなると案内していましたが、予告されていた以上の制限がかかっているようで、iPhones.ruによると、Appleギフトカードを使ったApple IDへの残高追加にも問題が生じているとのことです。
これによって、ロシアのApple製品ユーザーは、現在のApple IDを使い切るとアプリ内課金や有料アプリの購入、各種コンテンツの購入ができないことを意味します。
今回の動きが、Appleによるものか、ロシアの金融機関あるいはロシア政府によるものかは不明です。
駅にはApple Pay利用者が長蛇の列
ロシアでは、すでにApple Payが利用できなくなっており、鉄道駅には普段Apple Payで改札を通過していた通勤客らが切符を買うようになり、長い列ができているとも報じられています。
Appleは、すでにロシア国内でのApple製品販売を停止しているほか、App Storeでの検索連動型広告Apple Search Adsのサービスも一時停止しています。
なお、Googleは、決済システムの障害によりGoogle Play Storeでのアプリ購入ができなくなると発表しています。
先日の「最高峰を解禁。」イベントに登壇したAppleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、ブルーのニットにイエローのApple Watchバンドでウクライナ国旗の色を表現し、ウクライナ支援の意思を示していたのではないかと話題になっています。
Source:iPhones.ru via MacRumors
Photo:Apple Russia
(hato)
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- Source:iPhone Mania
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