Appleと共同でApple Watch用の光学センサー式血糖値/血圧測定用センサーを開発していると噂の英Rockley Photonicsが、非侵襲血圧測定機器の発売に向け米医療機器メーカーと提携したことを発表しました。
Rockley Photonicsのセンサーによる測定項目
これまで、Rockley Photonicsが40人の被験者を対象に480例以上実施した、レーザーセンサーを用いた血圧測定において、臨床的に信頼性のあるデータが得られたことが報告されていました。
同社はまた、現地時間2021年7月14日に、体温、血圧、身体の水分補給の必要性、アルコール濃度、乳酸値、ブドウ糖(血糖)値の測定が可能なセンサーが完成したことを発表していました。
このセンサーは血中酸素飽和度(SpO2)センサーのように常時、針を刺さずに各項目を測定可能なものです。
提携企業増加で、開発が加速する期待
Bloombergのマーク・ガーマン記者は、Apple Watchで血糖値測定が行えるようになるまでにはなお数年を要すると述べていましたが、提携企業増加により、開発が加速することが期待されます。
Rockley Photonicsは米Medtronicと提携し、非侵襲血圧測定機能を搭載したウェアラブルデバイスを、2022年第4四半期(10月〜12月)に量産開始することを計画しています。
Source:Business Wire, Gadgets & Wearables via Notebookcheck
Photo:Tech Limited(@TechLimitedOne)/Twitter
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania