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Apple、iPhoneの充電器とイヤホンの別売りで約7,700億円の利益を上げる

iPhone13の箱
 
AppleはiPhone12シリーズ以降、充電器やイヤホンを同梱せず別売りにしています。
 
この理由をAppleは環境に配慮したためとしていますが、別売りにすることにより約7,700億円の利益を上げているようです。

充電器とイヤホンを別売りにすることで約7,700億円の利益を上げるApple

Daily Mailによると、Appleは充電器とイヤホンをiPhoneと別売りにすることで総額50億ポンド(約7,700億円)を節約しているとのことです。
 
充電器とイヤホンの原価は27ポンド(約4,100円)と専門家は推測しており、また箱が小さくなることで輸送コストが40%削減されるとみられます。
 
これまでに充電器やイヤホンが付属しないiPhoneは約1億9,000万台販売されたと推測されており、これらのコスト削減効果があるにもかかわらず端末価格の値下げをおこなわなかったため、Appleは大きな利益を上げることができました
 
さらにAppleは、別売りとなったこれらのアクセサリの販売により約2億2,500万ポンド(約340億円)の利益を得たとみられます。

スマートフォン業界がこの流れに追随

AppleはiPhone12シリーズから充電器とイヤホンの付属をやめており、これにより年間で200万トン以上の二酸化炭素排出量削減効果があるとしています。
 
これに対し、ブラジルでは罰金が科せられフランスではイヤホンの付属を継続するなど、批判が多いのも事実です。
 
Appleだけでなくスマートフォン業界全体がこの流れに追随しており、当初は否定的だったSamsungも今後プレミアム価格帯に加え、低価格帯のスマートフォンでも充電器の同梱をやめる方針です。

 
 
Source: Daily Mail via PhoneArena
(ハウザー)

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