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iPhone SE(第3世代)、日本で販売されるのは日本専用モデル

iPhone SE(第3世代) ティム・クックCEO AppleEvent 2022年3月
 
日本で販売されるiPhone SE(第3世代)は、日本専用モデルとなっています。日本のキャリアだけで使われている通信方式に対応したためです。

日本だけで使われる通信方式に対応

iPhone SE(第3世代)は、3月11日から予約が受け付けられており、3月18日に販売が開始されますが、日本国内で販売されるモデル「A2782」は、日本専用モデルとなっています。
 

 
日本専用モデルが用意された理由について、モバイル情報サイトblog of mobileは、日本の携帯キャリアのみが採用しているLTE通信方式に対応するため、と説明しています。具体的には、NTTドコモがB21、沖縄セルラー、ソフトバンクがB11と呼ばれる通信方式を利用しています。
 
日本専用モデルが用意されるのは、2018年のiPhone XS/XS Max、iPhone XR以来のことです。
 
なお、iPhone12シリーズiPhone13シリーズではアメリカで販売されるモデルのみが5Gのミリ波に対応していましたが、iPhone SE(第3世代)はアメリカで販売されるモデルもミリ波には非対応で、カナダ、グアム、メキシコ、プエルトリコ、サウジアラビア、アメリカ領ヴァージン諸島と同じ「A2595」が販売されます。

対応周波数帯はAppleのWebサイトで確認可能

世界各地で販売されるiPhoneは、各地で使われる周波数帯域への対応によってモデルが分かれており、Appleは各モデルの対応周波数帯を公開しています。
 
例えば、日本で販売されるiPhone13のモデル番号はA2631ですが、このモデルはカナダ、グアム、メキシコ、プエルトリコ、サウジアラビア、アメリカ領ヴァージン諸島でも販売されています。一方、ミリ波に対応する「A2482」はアメリカのみの販売となっています。
 

 

カメラ性能も大きく進化したiPhone SE(第3世代)

iPhone SE(第3世代)は、現在販売されているiPhoneでは唯一、ホームボタンを搭載しTouch IDによる指紋認証が利用可能なモデルです。
 
5G通信に対応し、最新のiPhone13シリーズと同じA15 Bionicプロセッサの画像処理能力により、シングルカメラながら人物の背景をぼかしたポートレートモードでの撮影ができるほか、フォトグラフスタイル、スマートHDR 4、Deep Fusionといった機能により、失敗せずにきれいな写真が撮りやすくなっています。

 
 
Source:blog of mobile, Apple
(hato)

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