台湾メディアDigiTimesが、iPhone SE(第3世代)はiPhone SE(第2世代)よりも販売価格が高くなりましたが、高い処理性能を持ち5G対応であることを考えると、Androidからの乗り換え進むとの予想を伝えました。
販売価格値上げも、内容を考えれば妥当と評価
iPhone SE(第3世代)はiPhone SE(第2世代)よりも安くなるとの事前予想が伝えられましたが、実際は値上げとなりました。
市場関係者はこの値上げについて、A15 Bionicの処理性能と5Gに対応していること、半導体の値上げなどで部品単価が上昇していることなどを鑑みれば、値上げ金額は妥当な範囲に収まったと述べています。
価格に敏感なユーザーは、旧機種を購入
iPhone SE(第3世代)は同価格帯のAndroidスマートフォンと比較すると、写真画質、ディスプレイ、バッテリー駆動時間の点で優れているとは言えませんが、スペック以外の、iPhoneが提供する体験でユーザーを獲得してきたと関係者は評価しています。
また、iPhone12シリーズが現在も人気を集めるなど、価格に敏感なユーザーはそうした機種を購入する傾向があると販売関係者は伝えています。
購入前意識調査では、iPhone11からの乗り換え検討が最多
米オンラインマーケットSellCellの購入前意識調査では、iPhone11からiPhone SE(第3世代)への乗り換えを検討しているユーザーの割合が最多でした。
iOS15.4で有効化される、マスク着用下でのFace IDのロック解除に対応するのはiPhone12シリーズおよびiPhone13シリーズだけであるため、それ以前のFace ID搭載機種からの移行は、Touch IDへの回帰が理由と考えられていました。
Source:DigiTimes
Photo:Appledsign/Facebook
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-444633/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania