闇雲営業脱却！ AI×企業データで成約見込みの高い企業を提案する「GRIDY AIリード」

樋口

3年前

ナレッジスイート株式会社は、SFA・CRM統合型ビジネスSaaS「Knowledge Suite（ナレッジスイート）」を提供中。

そしてこのたび、「Knowledge Suite」の付加サービスとして、ABM（活動基準管理）分析に特化したAI分析スコアリングサービス「GRIDY AIリード」をリリースしました。

便利な機能がオールインワン

まずは、「Knowledge Suite」について簡単に紹介しましょう。同サービスでは、SFA（営業支援システム）・CRM（顧客関係管理）・グループウェア・各種アプリケーションをオールインワンで提供します。

簡単に作成できるWebフォームから顧客の問い合わせ情報を取り込む「GRIDY リードフォーム」や、名刺情報を一元管理する「GRIDY 名刺CRM」などの情報を核となるシステム「GRIDY SFA」に自動で蓄積。これらの顧客情報と営業報告から、営業プロセスや予実を可視化します。

また、「GRIDY SFA」で可視化した情報は、「GRIDY グループウェア」によって支社・グループ会社・協力会社などと共有可能。動的可視化機能により、情報を“見せる・見せない”を選択できます。

このほか、出先などでも同サービスを使いやすいスマートフォンアプリ「GRIDY SmartPhone」や、SAML 2.0シングルサインオンの仕組みを採用した「GRIDY Security」などを提供中です。

これら多くの機能は、経営に合わせて“使う・使わない”を選択可能。ミニマム運用をしつつ、定着率などに合わせて必要な機能を追加可能だといいます（追加料金は不要）。

そんな「Knowledge Suite」の付加サービスとして登場したのが「GRIDY AIリード」。

このサービスでは、ABM分析用のAIと、60万社の企業データに200種類以上のマーケティングタグを付与して管理するネットビジネスサポート株式会社の企業データベース「Beegleデータ」を活用します。

「Beegleデータ」のマーケティングタグとABM分析用のAIを活用して顧客企業の成約情報を分析し、企業特徴を抽出してモデルを生成。このモデルを「Beegleデータ」へスコアリングすることで、成約見込みの高い1000社の企業リストを選出・提案します。

これにより、属人的な営業活動や非効率なマーケティング活動を抑え、営業業務の効率化と成約率の向上をサポートするようです。

近年、ABMは、営業活動の効率化や成約率向上に有効な手法として注目されています。

しかし、ABMは企業単位でターゲティング精度を徹底する手法のため、有望なターゲットリストを選出するための大量の企業データや正確な分析力および分析結果の証左が必要となっていました。

そこで、効率的かつ高精度に有望なターゲットリストを選出できる「GRIDY AIリード」を開発。実際に同社の商談実績データをもとに行ったスコアリング検証では、スコア上位50％の顧客の成約率が平均を40％上回り、上位10％の顧客に至っては110％も平均成約率を上回る結果となったようです。

（文・Higuchi）