ロシア政府は現地時間3月14日、先週発表したInstagramのアクセスをブロックするという脅迫を実行し、同国のユーザー約8,000万人が同サービスにアクセスできなくなったと報じられています。
ロシア政府、Instagramのアクセスをブロック
ロシア政府は先週、Metaが通常であれば規則に反する「FacebookとInstagramのユーザーが、ロシア兵への暴力を呼び掛ける投稿を行うこと」を許可したことを受け、Instagramをブロックすると発表しました。この方針の変更は一時的なもので、特定の事例にのみ適用されるとのことです。
Metaは米メディアThe Vergeに対し、規約の変更を認めた上で以下のように説明しています。
ロシアのウクライナ侵攻を受け、「ロシア侵略者に死を！」といった暴力的な言葉など、本来なら規約に違反する政治的な表現を一時的に許可することにしました。しかし、ロシア市民に対する暴力行為を容認することはできません。
ロシア国内のInstagramのユーザー数は約8,000万人で、うち80%が国外のアカウントをフォローしているとのことです。
ロシアがInstagramのブロックを発表したことを受け、同国のインフルエンサー達は、ブロックを回避するため、VPNをダウンロードするようファンに呼びかけていました。
Source:The Verge via iMore
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