一部ユーザーのWindows 11のエクスプローラーに広告が出現し、Microsoftが広告ビジネスをOS上でおこなうのではないかと話題になりました。
これに対しMicrosoftは、広告の出現は意図しないものであったと釈明しています。
Windows 11のエクスプローラーに意図しない広告が出現
TwitterユーザーのFlorian氏(@flobo09)は、Windows 11のエクスプローラーに広告が出現したと投稿しました。
Some people will go mad if Microsoft starts adding ads in explorer. pic.twitter.com/rusnyrYyX2
— Florian (@flobo09) March 12, 2022
広告はMicrosoft エディターと呼ばれるスペルと文法をチェックするツールに関するものです。
MicrosoftがOS上で広告ビジネスを始めるのではないかという推測もありましたが、The VergeがMicrosoftに確認したところ、
これは外部に公開することを意図しない実験的な広告バナーであり、無効にされていたはずのものだ。
との回答がWindowsのシニアプログラムマネージャーであるブランドン・ルブラン氏から得られたとのことです。
OS上の広告表示はもはや一般的も煩わしい
OS上に広告が表示されるのはこれが初めてではありません。
たとえばMicrosoftは2017年に、Windows 10のエクスプローラー上にクラウドストレージサービスのOneDriveに関する大きなバナー広告を表示しました。
また、Windows 8の標準アプリの多くにも広告が表示されます。
Appleも新しいiPhoneに対してApple Music、Apple Fitness+、iCloudを宣伝し、GoogleもYouTube Premiumの有料契約のポップアップ広告を表示するなど、OSに広告を表示するのは今やそれほど珍しいことではありません。
ただ、ユーザーにとってOSに表示される広告は煩わしいものであることは確かでしょう。
Source: Florian/Twitter, The Verge
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-444971/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania