中国のスマートフォンブランドのrealmeが5G通信対応スマートフォン市場で急成長を遂げています。
2021年第4四半期(10月~12月)の出荷台数は前年同期比165%増と、数あるスマートフォンメーカーのなかで最も高い成長率でした。
前年同期比165%増のrealme
調査会社のCounterpointによると、realmeの5G通信対応スマートフォンの出荷台数は2021年第4四半期に前年同期比165%増を記録しました。
この成長率は2位のSamsung(109%)を大きく上回っています。
realmeは5G通信対応端末のポートフォリオを拡大しており、2020年初めにはわずか2機種しかなかったところを、2021年初めには15機種、2021年第4四半期にはその倍を遙かに超えるラインナップを取りそろえました。
また、5G通信対応スマートフォンの平均販売価格(ASP)も下げています。
2020年第1四半期(1月~3月)には270ドル(約31,900円)近くでしたが、2021年第4四半期には比較的高価な機種が発売されたにもかかわらず250ドル(約29,600円)になっています。
一方、成長率ではなく出荷台数で比較すると、2021年に最も5G通信対応スマートフォンを出荷したのはAppleで、realmeは第7位でした。
世界中で成長するrealme
realmeはすでに世界20カ国で5G通信対応スマートフォン売上げランキング5位以内に入っています。
インドでは最も信頼度が高いスマートフォンブランドに選ばれており、単に価格の安さだけで選ばれているわけではないようです。
realmeはすでに日本上陸を果たしていますが、現在はワイヤレスイヤホンやスマートウォッチなどのスマートフォン用アクセサリのみを取り扱っています。
Source: Counterpoint, realme
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-444987/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania