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最高級グラフィックとサウンドを実現するゲーミングプロジェクター

ゲーム専用機でプレイを楽しむ場合、多くはテレビやPC用モニターなどに映像出力するのが一般的。でも友達が集まるホームパーティなど、もっと大きな画面で楽しみたくなるような場面もありますよね。

そんな願いを叶えてくれるのが、省スペースで大画面を実現できるプロジェクター。ひと昔前まで「昼間は見づらい」「遅延が気になる」なんて声も聞かれましたが、ここ数年でプロジェクターの性能は大きく進化。日中の室内でも明るく鮮やかな画面をストレスなく楽しめるモデルが続々登場しています。

例えばベンキューからこの春登場の「X3000i」(予想実勢価格:28万7000円前後)。4K UHDの高解像度と3000ANSIルーメンの高輝度、HDR対応など、個人向けモデルとしては最高峰というべきスペックを備えた究極のゲーミングプロジェクターです。

手頃でカジュアルなものからハイエンドなものまで、多彩な映像機器を展開するベンキュー。特にゲーミング関連デバイスでいえば、2021年に“国内初のゲーミング特化型プロジェクター”を謳って登場した4K HDRプロジェクター 「TK700STi」で、ファンの度肝を抜いたのも記憶に新しいところ。


そんなベンキューによって生み出された新製品「X3000i」は、“最高のゲーミング環境をつくる”との目標の下に企画された“Xシリーズ”の第1弾となるもの。

パネル画素数は緻密な描画を可能にする4K UHD(3840×2160)、3000ANSIルーメンという明るさ、奥行きのある描画を実現できるHDRへの対応などは「TK700STi」と同様ですが、ぜひ注目したいのが、新たに採用された“4LED”なる光源です。

一般的なLED光源ではRGBの3色で構成されているのに対し、この4LEDではさらに青色LEDを加えたRGBB、すなわち赤緑青青による4色で構成することで光学効率を大きく向上。RGBによるLED光源に対し、4LEDでは輝度出力が8~12%向上するといわれていますが、「X3000i」ではこの4LEDを採用することによって、高輝度とともに豊かな色再現性を獲得しています。


広色域機能をオンにすればDCI-P3 カバー率100%での映像出力が可能。一般的な色域カバー率 Rec709 98%のLED プロジェクターと比べると、特に赤と緑のカバー範囲が格段に広く、繊細で鮮やかなグラフィックが楽しめるようになっています。

さらにはシーンにあわせて自動的に光量と黒レベルを調整する “Dynamic Black”技術により、コントラスト比 500,000 : 1のメリハリある映像表現を実現。またゲームプレイにおいて重要な役割を果たす応答速度に関しては、1080p/240Hz 動作時で4.16msという業界最高水準レベルのの低遅延を実現。シームレスでストレスのないコントロールを可能にしています。

サウンド面に目を向ければ、本体内部に5W treVoloスピーカーを2基搭載。また“Bongiovi DPS”技術と呼ばれる最新音響補正技術を採用することで、臨場感あふれるサラウンドサウンドを実現しています。


加えてプレイするゲームのジャンルに応じて最適なビジュアル&オーディオを楽しめる3つのゲームモードもプリセット、面倒な調整なしでそれぞれのコンテンツに最適な環境でプレイできます。

2021年度グッドデザイン賞にも輝いたキューブ型デザインも魅力のひとつ。背部にはインターフェイスとしてeARC対応のHDMI 2.0bポートを2つ搭載、さまざまなコンソールゲーム機を常時接続しておけます。


さらにAndroid TVドングルと、専用の隠しポートも搭載。日中の明るい室内でもストレスフリーで映像が楽しめるとなれば、テレビの置き換えニーズにも対応できそう。発売は3月30日より。

>> ベンキュー「X3000i」

<文/&GP>

 

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