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AirTag「ウェアラブルモデル」の特許出願〜想定されている使用目的は?

Health wearable tag_2
 
米国特許商標庁(USPTO)が現地時間2022年3月17日、Appleが出願していたAirTag「ウェアラブルモデル」の特許を公開しました。

アクティビティでの利用や、転倒検出も想定

Appleが出願した特許名は、「ウェアラブルTag」です。ウェアラブルTagはユーザーの体や衣服に装着され、姿勢のモニタリングや、リハビリなどの運動療法、ランニングの支援、転倒検出に用いることが想定されています。
 
下記図表3〜7には、ユーザーが装着したウェアラブルTag(70)の状態を表示するための、iPhoneらしきデバイスと表示例が描かれています。
 

 
下記図表8〜11には、ウェアラブルTag(10)の装着部位が描かれています。
 
装着方法は、皮膚に対しても安全な簡易接着剤、磁石、クリップ、フック、ストラップやバンドなどが想定されています。
 

 
このようにして体に装着したウェアラブルTagを用い、ランニング、ウォーキング、サイクリング、ハイキング、階段の登り下りを、血圧センサーや心拍数検知センサー、血糖値測定センサー、血中酸素濃度測定センサーなどと組み合わて分析することで、ユーザーの健康状態の管理に役立てることが、本特許の目的の1つになっています。

2020年にも同種の特許を出願済み

今回と同じような特許を、Appleは2020年10月に出願していました。
 
その特許には、AirTagsを装着したユーザーの動きモーションキャプチャーのように追跡し、リハビリにおける運動療法プログラムやエクササイズへ応用する例が記されていました。
 
 
Source:USPTO via Patently Appe
(FT729)

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