シンプルかつ洗練されたミドーの記念モデルで腕元を上品に

＆GP

3年前

1918年に設立され、創業100年を超えるスイスの腕時計ブランド・MIDO（ミドー）が、世界の歴史的建造物にインスパイアされたウォッチを初めて発表したのは2002年のこと。そんな建築シリーズの20周年を記念し、今年はミドーのフラッグシップコレクションより5つの記念モデルが登場します。

その第2弾モデルとしてリリースされたのが、「バロンチェッリシグネチャー」（12万7600円）。フランスのレンヌ・オペラハウスをモチーフにしたクラシカルでエレガントなデザインと、最先端の技術が融合したモデルです。

「バロンチェッリシグネチャー」のモチーフとなったレンヌ・オペラハウスは、1836年にフランス・ブルターニュ地方の中心都市であるレンヌ市の中央広場に建てられた小さなオペラハウス。裏蓋には、この美しい曲線を描く歴史的建造物のエングレービングが施されています。

また、きめ細やかなアイボリーの文字盤にさりげなく取り入れられた、レンヌ・オペラハウスの建築様式にちなんだ意匠にも注目。12時位置にはオペラハウスの窓を思わせるようなインデックスを、6時位置にはファサードをイメージした日付窓をデザインしています。

ひし形の繊細なアルファ針がアンティークな雰囲気をプラスし、ブルースチール製の秒針が余分なものを省いたシンプルなデザインのアクセントに。

直径39mmのポリッシュ仕上げのスチール製ケースには、両面反射防止加工を施したドーム型サファイアクリスタルの風防を合わせ、高い視認性を確保しています。

搭載しているのは、80時間のパワーリザーブを誇るミドーの自動巻きムーブメント「キャリバー 80」。新素材のニヴァクロン製ヒゲゼンマイを採用した、COSC認定のムーブメントで、5気圧防水を備えています。

ストラップに採用したブラックのクロコダイル調牛本革は、手作業によって丁寧に仕上げられています。

この特別なモデルは、裏蓋に刻印されたものと同じデザインの記念メダルを同梱した特別なプレゼンテーションボックス入り。レンヌ・オペラハウスが建てられた年にちなんだ1836本限定での発売です。

＜文／&GP＞