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【レビュー】iPhone13を徹底保護!Catalystの完全防水・耐衝撃ケース

Catalyst 完全防水ケース iPhone13 Pro レビュー
 
Catalyst(カタリスト)の完全防水ケースで、iPhone13シリーズ各モデル用の製品が発売されます。レビュー用に提供いただいたケースをiPhone13 Pro(ゴールド)に装着して、使い勝手や、防水性能を試してみました。

Catalystの完全防水・耐衝撃ケースにiPhone13シリーズ用が登場

トリニティは3月17日、Catalyst完全防水ケースを3月25日から販売すると発表し、予約受付を開始しました。
 

 
Catalystの完全防水ケースは、防水と防塵の最高等級であるIP68に準拠し、最大10メートルの水中で使用できる完全防水ケースです。
 
衝撃吸収機構により、高さ2メートルからの落下からiPhoneを守る保護性能は、アメリカ国防総省の軍事規格「MIL-STD-810G」に準拠しています。
 
石けんや、アメリカ環境保護庁(EPA)認可の消毒剤を使った洗浄・消毒も可能です。
 
なお、現在のiPhoneは、iPhone13シリーズ、iPhone12シリーズならIP68等級(最大水深6メートルで最大30分間)、iPhone SE(第3世代)ならIP67等級(最大水深1メートルで最大30分間)の耐水性能を持ちますが、Appleは通常の使用で耐性が低下する可能性があると説明しており、iPhoneの耐水性能は永続的なものではありません。
 

 

ケースの外観をチェック

iPhone13 Pro用の「ステルスブラック」と「マリンブルー」2色の完全防水ケースをレビュー用にご提供いただきました。
 
パッケージ表面には、33フィート(10メートル)の防水、6.6フィート(2メートル)からの落下に耐える防水・耐衝撃性がアピールされています。
 

 

パッケージには、ケース本体、ストラップ、予備のLightningポートキャップ、装着方法を紹介した動画にアクセスできる二次元バーコードの印刷された台紙が入っています。
 
「ステルスブラック」に付属するストラップと予備キャップはブラックです。
 

 
「マリンブルー」には、イエローのストラップと予備キャップが付属します。
 

 
「ステルスブラック」はケース全体がブラック、「マリンブルー」には、ブルーの側面にイエローのパッキンやLightningポートキャップがアクセントカラーになっています。
 

 
ケースの背面は、サラサラとした触感です。カメラ部分も完全にカバーします。
 

 
背面ケース側面の溝に、防水パッキンが入っています。
 

 
底面の内側を見ると、スピーカー部分は柔らかい膜でカバーされています。
 

 
カメラ横にあるマイクは、ケースの内側に柔らかい膜でカバーされています。
 

 
スクリーン側は、クリアで柔らかいフィルムのような素材です。
 

 
筆者の手元にあるスケールで測ってみたところ、ケースの重量は53グラムでした。
 

 

iPhoneに装着する前に防水テスト

完全防水ケースの防水性能を確認するため、iPhoneを入れる前にケースを組み立てて、水に沈めてみます。
 
ケースを開くには、底面のタブに指を引っ掛けて持ち上げます。防水性能を確保するためにしっかりはまっているので、力を入れながらゆっくり開きます。
 

 
ケースを組み立てる際は、防水パッキンが溝にしっかりはまっていることを確認しながら、外周を押してケースをはめ込みます。
 

 
水を張った洗面台にケースを沈めて、スクリーンカバー部分を押したり、向きを変えてみたりしてから、水から取り出します。
 

 
ケースの内側に水の浸入もなく、防水性能が確認できました。万が一、この時点で内部に水が入る場合はパッキンの装着状態に問題がある可能性があるので、再確認しましょう。
 

 

iPhone13 Proに装着

ガラスフィルムを装着したiPhone13 Proに、完全防水ケースを装着します。iPhoneの底面を先に入れてから全体をケースに押し込んで装着します。
 

 
次に、背面ケースをはめ込みます。軽い力で押し込んで、隙間ができないように装着します。
 

 
Lightningポートのキャップをしっかりと閉じます。
 

 
隙間なくケースが閉まっていることを確認したら、装着完了です。完全防水ケースなので装着が難しいかと思っていましたが、意外と簡単に装着できました。
 

 
iPhone13 Proにガラスフィルムを装着していても、ケースが浮き上がることはありませんでした。
 
側面の素材はグリップ感があり、滑りにくく、手に持っていて安定感があります。
 

 

防水ケース越しにiPhoneを操作・充電可能

ボタン類の感触は、ケース装着前と比べるとやや硬くなりますが、ストレスなく操作できるレベルです。
 

 
Catalystの完全防水ケースで特徴的なのは、特許取得のサウンドオン/オフスイッチを操作できるダイヤル式スイッチです。
 

 
回転させてサウンドのオン・オフを切り替えられます。
 

 
タッチスクリーンの操作は、直接の操作と比べるとダイレクト感は低下しますが、タッチや画面フチのスワイプ操作などもできます。
 

 
フリック入力も、やや強めに押す必要がありますが、問題なくできます。
 

 
MagSafeを含むワイヤレス充電も可能です。ただし、磁力は弱まってしまうので、車載スタンドなどへの装着はできません。
 

 
Lightningポートのカバーを開けて、有線充電やiPhoneのバックアップもできます。
 

 
ケース底面の左右にストラップ穴があるので、使いやすい位置に取り付けて使うことができます。
 

 
ケースを装着した状態で、iPhoneのスピーカーで音楽や人の話し声を再生すると、ややこもった音になりますが、聴き取ることができます。
 

 
音声通話も支障なく使うことができました。

水に沈めて防水性能をチェック

完全防水ケースに入れたiPhone13 Proを、洗面台で水に沈めてみました。
 

 
なお、水中では、サイドボタンや音量ボタンの操作はできますが、タッチスクリーン操作はできません。水に入れる前に操作すれば、タイマーでの写真撮影や動画の撮影も可能です。
 

 
30分間、水に沈めた後に取り出してタオルで拭き取ったケースからiPhoneを取り出してみたところ、内部に水の浸入はなく、iPhoneにはケースを開けた時にはねて付着したもの以外、水滴もつきませんでした。
 

 
なお、水滴がスピーカー部分の膜に付着したままだと、サウンドが正常に聴こえない場合があるので、振るなどして水滴を出し、繊維の出ない柔らかい布で優しく拭き取って乾燥させましょう。
 
防水性能を確保するためのお手入れ方法として、防水パッキンやLightningポートキャップに汚れが付着した場合、ぬるま湯で洗い流して綿棒で拭き取ることが推奨されています。パッキンを取り付ける溝の内側も綿棒で清掃しましょう。

レビュー動画はこちら

文章では伝えきれない製品の特徴を約8分間の簡単な動画にまとめてみました。ぜひご覧ください。
 

 

3月25日から販売開始、価格は13,200円

筆者は、スキーや海などのアウトドアレジャーを楽しむ時などに、Catalystの完全防水ケースを装着して出かけてみたいと思います。
 
トリニティオンラインストア、Amazon.co.jp、Apple専門店キットカット(オンラインストア、楽天市場店、ヤフー店)、全国の家電量販店で、3月25日から販売が開始されます。トリニティオンラインストアでは、500円の割引クーポンコードも配布されています。
 
iPhone13、iPhone13 Pro、iPhone13 Pro Max用には「ステルスブラック」「マリンブルー」の2色が、iPhone13 mini用には「ステルスブラック」の1色が用意されています。トリニティオンラインストアでの価格(税込)は、各モデルとも13,200円です。
 
 
参照:トリニティ
Photo:Apple
(hato)

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