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初心者でも挑戦できるインドアグリーンのススメ【部屋と趣味が充実する傑作買い得モノ】

【部屋と趣味が充実する傑作買い得モノ】

おうち時間が増えたなかで、この春、部屋の模様替えを計画するひとは多いハズ。その際ぜひあわせて導入したいのが、部屋に彩りを添えてくれる観葉植物だ。ショップやオフィスなどのグリーンのディスプレイなどを手がける植物のプロ集団「SOLSO(ソルソ)」の直営店「SOLSO HOME Futako」に、グリーンを育てるコツやその楽しみ方を聞いた!

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SOLSO HOMEのストアマネージャー西澤さんは、「最近はおうち時間が増えたことで、インドアグリーンの需要は高まっています」と話す。

なかにはリモート会議をするときに殺風景な背景が気になって買いに来たというという人もいるらしく、時代のニーズを感じる。

そんな植物もやはり生き物。当然お世話は必須だが、大変だという印象を持つビギナーも多い。しかし、西澤さんによると「朝起きて霧吹きをしよう、お水をあげよう、葉っぱのお掃除をしようなど、一日のサイクルの中に入れてしまえば、負担も少なく感じるはず。植物によっては二週間に一度の水やりで十分なものや、光も部屋の照明だけで十分なものなどさまざまですし、その人のライフスタイルに合わせて無理なく育成できる品種をご提案しています」とのこと。スタッフに相談し、植物の特徴を理解すれば、それほど難しくはないのだ。

「最初から部屋全体をコーディネートするのではなく、まず一個置いてみよう、から始めるのがおすすめです」

店頭に並ぶ植物を見れば、自分の部屋にどう置こうかなと想像力も働く。ぜひ一度実物を見て、お気に入りの一鉢を探してみてはいかがだろう。

SOLSO HOME ストアマネージャー 西澤灯さん
インドアグリーンを中心に、緑を楽しむためのアイテムを揃えたグリーンライフスタイルショップ。自宅でも取り入れられるアイデアが詰まった様々なイベントも実施している

 

 

住所:東京都世田谷区玉川1-14-1 営業時間:11:00−19:00(不定休)

 

 

 

 

【大型の観葉植物】

■部屋の雰囲気に合わせて樹形も選ぼう!

購入の際はお客様に必ずお部屋の写真を見せてもらいます。例えば、置く場所がテレビの近くなら枝が上に被るように伸びているほうが良いのか、ソファの横なら座って見上げたときの印象はどうか、など雰囲気に合う樹形を一緒に探していますね(西澤さん)

▲「シェフレラ(5万7750円)は日陰でも育ちやすいです。寒さやある程度の乾燥にも強いので、初心者の方にもおすすめです」(西澤さん)

▲鉢に取り付けられるプレート。小さな子どもやペットが土に触らないようにできる。コーヒーなどを載せてサイドテーブル代わりとしても。(4290円〜)

 

【ハンギング】

■厚い葉っぱ×軽い鉢の組み合わせがオススメ

特に人気なのがハンギングタイプ。品種もいろいろありますが、高い位置の水やりは大変なので、初心者には葉っぱが厚めの乾燥に強いものがオススメです。鉢カバーは重い陶器製よりも、軽い素材のものが適しています(西澤さん)

▲左:フレポディウムタバナ(4950円、鉢は2860円)/右:ディスキディア・ヌンムラリア(各660円、鉢は各1650円)

 

【小さめの観葉植物】

■ひとつからでも、複数組み合わせてでもオススメ!

ミニ観葉は、ギフト含めて人気です。「テーブルや棚のうえに置きたくて」といった相談が多いですね。部屋に飾る際はひとつだけでなく、いくつも置きたくなるので、お好みの組み合わせを一緒に相談しながら選んでいます(西澤さん)

▲店頭では3寸や4寸サイズ(鉢直径約9cmや約12cm)のものが多く並ぶ。写真中央はディフェンバキアスターブライト(3960円、鉢は3850円)

▲ガラスのベースと陶器の鉢のボタニカルソークセット。自動的に給水してくれるので、一週間に1、2回の水やりでOK。(各4290円)

 

【多肉植物や珍奇植物】

■育てやすく個性的な品種が豊富!ギフトとしても◎

多肉植物はサボテンだけではなく、実は種類が豊富。光が好きなものやそうでないもの、空気清浄効果があるものなど特徴もさまざまです。水やり頻度が少なく、育てやすい品種が多いのも人気のポイントですね(西澤さん)

▲一品種だけの鉢はもちろん、寄植えタイプの鉢も可愛らしい。(奥1650円、手前1100円)

▲個性的な珍奇植物は最近人気のカテゴリーだ。写真はボウィエアウォルビリス(6600円)

 

【エアプランツ】

■トレンド感ある見た目がインテリアとしても魅力的

エアプランツというニックネームで親しまれているチランジア(450円〜)は、意外にも水を好む種類の植物です。流木と一緒に置いても雰囲気が出ますし、ガラスの器とも相性が良いです。好きなアレンジで楽しんでみてください!(西澤さん)

▲飾り方も楽しみのひとつ。小さなものはスタンド(セット価格2420円)と組み合わせても◎

 

■グリーンライフをもっと楽しくするおすすめアイテム5選

植物は生き物。当然枯らさないためにお世話をする園芸用品が必要となる。それだけでなく、インテリアとしての要素も持つため、見た目を整えるモノやアクセサリもそろえることで、毎日の気分もアガるはずだ!

 

1. SOLSOとBRIEFINGのコラボアイテム

エプロンのポケットはハサミを入れられるよう生地を厚めにしているなど実用面も考えられています。常連さんのなかには、バッグを植木用のエコバッグとして使っているひとも。植物を入れればインテリアとしてもおすすめですね(西澤さん)

SOLSO×BRIEFING
「WORK APRON」(9900円)
「ECO POD BAG S〜L」(6050〜1万2100円 ※植物、小物は別売り)

生地に再生素材を使用したエコフレンドリーなアイテム。耐久性に優れ、植物のメンテナンスだけでなく普段使いやアウトドアでも重宝する。カラーはブラックとコヨーテの2色。

 

2. 高コスパが嬉しい蓄圧式霧吹き

たくさんの植物に霧吹きで水をあげるとなると、繰り返しプッシュすることで指が疲れるんですが、これは加圧式なのでラク。このタイプの製品は1万円くらいするものが多いなか、こちらは約2000円とお買い得です!(西澤さん)

エヴィーカ
「ハンディ 蓄圧スプレイヤー1.5L」(2200円)

たくさんの植物に一度に水やりしたいとき便利な蓄圧式の霧吹き。ハンドルを上下させて圧力をかけることで自動噴射ができ、指も疲れず楽に水やりができるスグレモノだ。

 

3. 安心&わかりやすいラインナップが嬉しい

どれもオーガニック素材をもとにつくられているので、誰でも安心して使えます。栄養剤はサボテン用や観葉植物用、水耕栽培用、切り花用など、それぞれの品種にあわせて選べる点が初心者にもおすすめですね(西澤さん)

「evoシリーズ」(各750〜1320円)

栄養剤や防虫剤などが揃ったシリーズ。天然成分やオーガニック素材を使用している。「観葉植物とエアプランツが元気に育つ水」「気になるにおいが消える水」など用途もわかりやすい。

 

4. ホンモノそっくりの見た目でレイアウトも自由自在

最近のアイテムは、ちょっと枯れている感じすらうまく出せているので、見た目が本当にハイレベルです。当然育てる手間もないので、無理に頑張ってお世話するよりは、フェイクをキレイに飾っていただくのもアリだと思います(西澤さん)

「フェイクグリーン」(各1500〜3000円前後)

見た目のクオリティが高いフェイクグリーンもインテリアとして便利だ。風通しや日光などを考慮する必要がないので、お手洗いや部屋の隅などにも思い思いのレイアウトが可能。

 

5. 葉の汚れを落とし光沢のある自然なツヤが復活

観葉植物に霧吹きすると、水道水に含まれるカルキが葉っぱに白い点として残ってしまうんですが、このスプレーを吹きかけるだけで簡単に取り除けます。この商品の前で立ち止まられる方は多く、当店の売れ筋アイテムのひとつです(西澤さん)

クリザール
「リーフシャイン」(1320円)

ひと吹きするだけで植物の葉に自然で鮮やかなツヤがよみがえる葉面洗浄剤。葉に着いた水やカルキのシミを瞬時に消すほか、汚れを落とし、ホコリもつきにくくなる。

 

■ベランダや屋外向けの植物にも挑戦したい!

SOLSO HOMEでは屋外向きの植物も多数取り扱っている。

オーストラリア原産のものが多いです。乾燥にも強いので、ベランダなどでも気軽に置けます。ビギナーさんにもぜひチャレンジしてもらいたいですね(西澤さん)

 

▼人気の定番グリーン

定番として人気なのがやはりオリーブ。風通しや日光量が重要なので、屋外で育てる品種のひとつです。乾燥に強いので、ビギナーさんからでも育てやすくオススメですね(西澤さん)

「オリーブ」(2万7500円)

 

▼ベランダでも育てやすいサイズに成長

女性に人気なミモザは今の季節にピッタリ。特にテレサという品種は、大きくなりやすいオージー系の植物のなかでは小さいので、ベランダでも気軽に育てやすと思います(西澤さん)

「ミモザ」(1万5000円)

 

▼ハーブ系で浄化作用あり

これからの季節に種類豊富になるハーブ系も人気。ローズマリーやホワイトセージなどは、ネイティブアメリカンの間では浄化作用やヒーリング効果があると言われている植物です(西澤さん)

「ホワイトセージ」(550円 ※鉢は各2090円)

>> 【特集】部屋と趣味が充実する傑作買い得モノ

※2022年3月4日発売「GoodsPress」4月号54-57ページの記事をもとに構成しています

<文/GoodsPress編集部 写真/湯浅立志(Y2)>

 

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