Apple TV+作品が複数ノミネートされている関係から、Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)が、第94回アカデミー賞授賞式に出席する予定であることが分かりました。
アカデミー賞への出席は初
映画業界事情に詳しいニュースサイトThe Hollywood Reporterの元編集者によると、2月27日(現地時間)に開催される映画界最高の式典、第94回アカデミー賞授賞式にティム・クックCEOが出席するそうです。
クック氏がアカデミー賞に出席するのは今回が初となりますが、Apple TV+作品が計6部門でノミネートされていることを思えば、居ても立っても居られないはずでしょう。
- 作品賞 – 「CODA」
- 主演男優賞 – デンゼル・ワシントン「マクベス」
- 助演男優賞 – トロイ・コッツァー「CODA」
- 脚色賞 – シアン・ヘダー「CODA」
- 撮影賞 – ブリュノ・デルボネル「マクベス」
- 美術賞 – ステファン・デシャント「マクベス」
とりわけ「CODA(邦題:コーダ あいのうた)」は、Appleが買い付けるきっかけとなったサンダンス映画祭で史上最多の4冠を獲得した作品で、アカデミー賞でも本命視されています。すでに前哨戦と目される、全米俳優組合(SAG)賞や英アカデミー(BAFTA)賞を獲得しています。
ちなみに最大のライバルとなるのは、Netflixの映画「パワー・オブ・ザ・ドッグ」だと考えられています。事実、Netflixはこの映画でゴールデングローブ賞にて「CODA」を下し、作品賞を始めとする主要タイトルを獲得しています。Apple TV+はリリース当初から“量より質”をモットーにして、動画ストリーミングサービスで先行するNetflixを追いかけてきただけに、ここらで彼らの鼻を明かしたいところでしょう。
Source:PUCK via MacRumors,Apple
(kihachi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-447054/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania