環境問題への対応から自動車業界ではEV化が急速に進んでいます。自動車の場合はインフラ整備など多くの課題があり、一朝一夕でガラッと変えるのはなかなか難しい状況ですが、バッテリーが小さくて済む移動手段のジャンルでは、大きな変革期を迎えています。
その代表的なものが電動キックボード。最近、街ナカでも見かけるようになってきましたが、こちらは法整備が実情に追いついていない状況です。
そして電動アシスト自転車は普及が進み、原付一種が販売数を大きく落とすなど、身近な場面でも電動化の波は押し寄せていて、5年後10年後には移動手段がガラリと変わることは間違いありません。
そんな電動モビリティの最新モデルを5つ紹介します。今はまだ他人事のように感じている人も、数年後には手放せなくなっているかもしれませんよ。
1. 最も手軽な移動手段
先日、道交法の一部改正案が閣議決定され、“特定小型電動機付自転車”という区分に含まれることとなり話題となった電動キックボード。その流れに合わせるモデルもすでに登場しています。「MIRAI T」は、現時点では原動機付自転車(原チャリ)に合わせてナンバー取得が可能になっていますが、法改正実施後の基準にも合わせられる仕様になっています。コンパクトに保管できて、気軽に使える電動キックボードは、電動モビリティの目玉になりそうな予感です。
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2. バッテリー切れでも走れます
スロットルを回せば電動バイクとして、ペダルを漕げば自転車として、さらに足漕ぎをモーターでアシストする電動アシスト自転車としても使える「COSWHEEL MIRAI」。モーターの出力に応じて、原付二種と一種の2モデル用意されていて、ナンバー取得も可能です。バッテリーは取り外せるようになっていて自宅に持ち帰り充電できるなど、使い勝手も良好。骨太でワイルドなデザインも魅力です。
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3. バイクでも電動化は急速に進行中
自動車のEV化と同様にバイクでもEV化は進んでいます。すでに「C evolution」という電動スクーターを発売しているBMWからは、すべて電動マシン用に新設計された「CE 04」が登場。デザインからすでに従来のバイクとは異なり、直線的なボディや大型ディスプレイなど各所に未来的な雰囲気が漂っています。急速充電には対応していますが、CHAdeMO非対応などまだまだ使い勝手がいいとは言えませんが、本格電動バイクを体感できるモデルのひとつであることは間違いありません。
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4. 見た目はエンジンバイクと変わらない
大きなバッテリーを積めない電動バイクで気になるのが航続距離。長距離移動にはまだまだ向かないのが実情ですが、近所をちょっとならまったく問題なし。3輪タイプの電動デリバリーバイク「EV DELIVERY」は、まさに近場での荷物の配達にぴったりなモデルです。初代モデルは運転するために普通自動車免許が必要でしたが、新型は原付登録可能となったため、原付免許があれば運転できます。最近は郵便局にも電動スクーターが導入されているように、都市型モビリティとしてはこの手のタイプがちょうどいいのかもしれないですね。
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5. レジャーシーンの乗り物も電動化
最後は一風変わった電動モデルを。スウェーデン生まれの「Freeride X-SPORT」は電動ジェットボード。バッテリーとモーターを搭載し、加減速はなんとリモコン操作。ターンや方向は体重移動で行うため、スポーツとしての楽しさも備えています。移動手段だけでなくレジャーシーンでも、今後はエンジンからモーターへの置き換えが進んでいくのではないでしょうか。
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<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/440493/
- Source:&GP
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