Appleが推す新機能はすべてヒットしてきたかのような印象を持たれがちですが、泣かず飛ばずだったものも中には存在します。米メディア9to5Macは、すでにAppleさえも忘れかけているかもしれない5つの機能をピックアップし、紹介しています。
3D Touch
「3D Touch」とは、iPhone6sから搭載が始まった、iPhoneが画面に加えられた圧力の大きさを感知し、プレビュー画面を表示したり機能に応じたメニューを表示したりすることができる機能です。
人気YouTuberのマーケス・ブラウンリー氏をはじめとして、今でも多くのファンがいるといわれる同機能ですが、2018年のiPhone XSシリーズ以降のiPhoneモデルには搭載が取りやめられています。
iPhone XRからは3D Touchの代わりに触覚タッチが導入されていますが、3D Touchほどの速さと正確さは得られないとの意見もあります。
アニ文字
ミー文字をアニメーション化したものが「アニ文字」と呼ばれていましたが、同機能名はいつのまにか使用されなくなっていたようです。
最新のミー文字のページを見ると、「対応モデルのiPhoneやiPad Proなら、自分の声を話し、実際の表情に合わせて動くミー文字のアニメーションを作成できます」と記されていますが、なぜか“アニ文字”という文字列はどこにも見かけられません。
スローフィー
「スローフィー(Slofie)」はその名の通り、スローモーションとセルフィーをかけ合わせたAppleによる造語ですが、いつのまにかまったく使用されなくなっていました。
現在では検索エンジンで“スローフィー”と調べてみてもAppleの公式ページは全く出てきません。
Appleの公式Twitterアカウントによる、機能を紹介する当時の投稿は残っていました。
iPhone 11のフロントカメラを使ってスローモーションで撮れば、どんなセルフィーもさらに魅力的なダンスビデオに。#スローフィー
— Apple (@Apple) December 24, 2019
iMessage App Store
メッセージ(iMessage)内でステッカー購入などができた、「iMessage App Store」というLINE STOREに近いような機能をAppleは2016年に打ち出していたといわれていますが、現在ではまったく語られることはありません。
App Clip
iOS14で導入された新機能「App Clip」は、QRコードを読み込んだり、iPhoneをコードに近づけたりすることで、簡素化したアプリを一時的にすばやく利用することができる機能です。
今でも開発者Webサイトに専用ページは存在していますが、ほとんど話題に上がることがなくなった機能の一つであると言えそうです。
Source:9to5Mac
Photo:Airplane Mode/YouTube
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-447170/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania