Apple TV+で配信されている「CODA(邦題:コーダ あいのうた)」で、トロイ・コッツァーが助演男優賞を受賞しました。アカデミー賞受賞は、Apple初の快挙となります。
受賞が本命視されていた俳優
ティム・クック最高経営責任者(CEO)も出席している第94回アカデミー賞にて、Apple TV+のヒット作品「CODA」で主人公の父親を演じているトロイ・コッツァーが、助演男優賞を受賞しました。
The Oscar for Best Actor in a Supporting Role goes to… #Oscars pic.twitter.com/k8WdJD2QzS
— The Academy (@TheAcademy) March 28, 2022
演じた役同様、実生活でも聾唖者のトロイ・コッツァーは、全米俳優組合(SAG)賞や英アカデミー(BAFTA)賞も獲得しており、大一番でのアカデミー賞でも本命視されていました。同氏は壇上で「聾唖者のコミュニティ、CODA(聾唖の親を持つ子供)のコミュニティ、そして障がい者のコミュニティに捧げる」とし、「我々の時だ(This is our moment)」と力強く語りました。
このほか、脚色賞も「CODA」のシアン・ヘダー監督が受賞しています。
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— The Academy (@TheAcademy) March 28, 2022
作品賞や主演男優賞にも期待
ゴールデングローブ賞はドラマ「テッド・ラッソ」で獲得済のAppleでしたが、配信作品がアカデミー賞を受賞したのは今回の「CODA」が初となります。とりわけ多様性の尊重を推し進めてきたAppleにとって、耳の聞こえない一家を描いた「CODA」が受賞したことは、非常に大きな意味を持つはずです。
「CODA」は作品賞にもノミネートされているほか、主演男優賞では同じくApple TV+配信作品の「マクベス」でデンゼル・ワシントンが控えているだけに、さらなる快挙となるのかに注目が集まります。
Source:Twitter/TheAcademy
(kihachi)
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- Source:iPhone Mania
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