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道路運送車両法にしっかり適合!原付免許で公道走行可能な電動キックボード

近頃話題に上ることが多くなってきた電動キックボード。原付よりも軽く取り回しやすいのは、都会生活では大きなメリット。ガソリンスタンドに行かずとも自宅で充電できるし、保管場所に困らないのも手軽です。

ただしこの電動キックボード、道路運送車両法上は原動機付自転車に区分されます。公道を走るには原付免許が必要だし、免許証の携行も必須。車体へのナンバープレート装着や自賠責保険への加入、ヘルメットの着用や軽自動車税の課税義務も発生します。さらに前照灯・番号灯・方向指示器といった装置については道路運送車両の保安基準に適合していなければなりません。

安全に公道を走るためにも、購入時はこうした条件にきっちり適合した車体を選びたい。そこでぜひチェックしてほしいのが「KS5 PRO」(10万9560円〜 3月28日現在)。長谷川工業が世界80ヶ国以上・累計5000万台もの売上実績を誇るYADEA(ヤディア)とタッグを組んで生み出した意欲作が、クラウドファンディングサイト・Makuakeにて予約受付を開始しました。

大阪に本社をおく長谷川工業。もともとは60年以上に渡り、はしごや脚立の製造販売を行ってきたメーカーです。新たな事業展開として、電動モビリティの社会実装を目指したマイクロモビリティ推進協議会に参画したり、経済産業省や警察庁、国土交通省などと共に電動キックボードに関するルールの策定や安全啓蒙活動を推進したりしています。

昨年の4月からは、千葉市と連携して電動キックボードのシェアリングサービスに関する実証実験を開始。電動キックボードの安全性の検証や、ユーザーが安全に走るための安全講習会の実施なども行っています。

そんな長谷川工業がタッグを組んだYADEAは、電動モビリティ業界では世界最大級といわれる上場企業。2001年の創業以来、電動バイク・電動自転車・電動キックボードなどさまざまなモビリティの開発・製造を手がける電動モビリティのリーディング企業です。

この2つの企業の共同開発によって生まれただけあり、「KS5 PRO」は現状の道路運送車両法を遵守。規格に準じた保安部品を正しく装備できます。

ライトもミラーも付けるとなると、なんだかゴテゴテとカッコ悪くなるんじゃ…と不安がよぎりますが、案外キュートにまとまったデザイン。配線類の露出を極力抑えた本体設計、円形デザインで揃えたミラーやウインカー、スポーティな雰囲気を添えるオレンジのアクセントカラーも好印象です。

車体のサイズは使用時で全長1185×幅485×全高1250mm、重量は21.2kg。ハンドル部を折りたためばコンパクトになるから保管場所にも困りません。モーターの定格出力は500W、パワフルなモーターのおかげで登坂角度は15度まで対応。搭載バッテリーは36V15Ahで最大航続距離は60km。また走行時は3つのモードが設定でき、最高速度は35km/hとなっています。

毎日見慣れた街並みを疾走するのもいいし、クルマのトランクに詰めて旅先の足として活躍させるのも楽しそう。

>> Makuake

<文/&GP>

 

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