金融教育サービス「ABCash」を展開するABCash Technologies(エービーキャッシュテクノロジーズ)は3月30日、シリーズCラウンドとして、第三者割当増資による総額約12億円の資金調達を実施したと発表した。引受先は三菱UFJイノベーション・パートナーズ、SBIインベストメント、Aflac Ventures LLC(Aflac Ventures Japan)、SV-FINTECH Fund、Hamagin DG Innovation投資事業有限責任組合(横浜銀行、デジタルガレージ)、マネックスグループ、FFGベンチャービジネスパートナーズ。
調達した資金は、データ・テクノロジーの活用強化、ブランディング強化、FinTechサービス拡大にあてる。2022年4月より高等学校で金融教育が開始されるなど社会全体での金融教育のニーズの高まりを背景に、金融教育FinTech事業の推進強化を目的とする資金調達を実施したという。金融機関や親和性の高い株主と事業レベルの連携を深めつつ「貯蓄から投資へ」という流れを加速していくとのこと。
2018年2月設立のABCash Technologiesは、「お金の不安に終止符を打つ」をミッションとして掲げるFinTechスタートアップ。個人向けのお金のパーソナルトレーニングサービスのABCashと、法人向けお金の福利厚生サービスABCareを2本の柱にしてサービスを提供している。
- Original:https://jp.techcrunch.com/2022/03/31/abcash/
- Source:TechCrunch Japan
- Author:Hisashi Shibata