ベンチマークアプリでの性能操作問題により、Galaxy S22シリーズの韓国における販売台数が減少しているとThe Korea Timesが報じました。
販売価格が発売直後の半額に
ゲームプレイ時の発熱を抑えるため、Galaxy S22シリーズにおいてユーザーへの告知なく搭載されていたGame Optimizing Service(略:GOS、ゲーム最適化サービス)によりSamsungが批判を浴びたことで、同社はGOSをユーザー自身が無効化できる機能を提供し始めたようです。
本件に関しEugene Investment & Securitiesのアナリスト、イ・スンウ氏は、GOS論争はGalaxyとSamsungブランドの信頼性に大きな傷跡を残したと述べています。
韓国では、Galaxy S22シリーズの販売補助金が410ドル(約5万円)に引き上げられ、販売価格は発売時の半額以下に下がったようです。
補助金が増額されたのは、GOS論争に起因する販売不振から脱却するための可能性があるとThe Korea Timesは伝えています。
補助金増額とGOS論争は無関係との意見も
Samsungの広報担当者はThe Korea Timesに対し、「補助金の支給額は、当社と携帯キャリアが協議して一緒に決めたものです。現在、端末市場は全般的に厳しい状況にあるため、それを補うために4月1日から補助金の引き上げを行いました」と述べています。
また、韓国のキャリア関係者は、「GOS論争がGalaxy S22シリーズの販売に悪影響を及ぼしたとの意見があるが、ゲームを行わないユーザーからの需要もある」とし、同モデルの販売が減少しているとの見方を否定しています。
Source:The Korea Times via Wccftech
Photo:Galaxy Mobile
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