中国におけるスマートフォン需要が急速に落ち込み、スマホ向けにシステムオンチップ(SoC)を供給しているMediaTekなども経済的にダメージを受けています。
売上上位3モデルはiPhone
中国の調査会社CINNO Researchによると、2022年1月の中国市場におけるスマホ売上は、前年同月比、前月比ともにプラスでしたが2月は一転、前年同月比20.5%減、前月比24%減を記録しました。
特に売上が減少しているのはAndroidスマホです。2月の売上上位3モデルはいずれもiPhoneでした。
MediaTekにも打撃
Androidスマホの売上低迷により、これら端末向けにSoCを供給しているMediaTekなども、経済的な打撃を受けている模様です。
中国SoC市場ではMediaTekとQualcommがトップ1位2位を占めており、1月もMediaTekが市場シェア40%で首位、Qualcommが37.5%で2位でした。
MediaTekの最大の顧客はVivoで、供給するSoCの30.6%が同社向けとなっています。
TF International Securitiesのアナリスト、ミンチー・クオ氏も、2022年1月〜3月の中国ベンダーのスマホの出荷台数、特にMediaTek搭載スマホの出荷台数が、当初の計画よりも大幅に削減されると報告しています。
Source:経済日報
Photo:Counterpoint
(lunatic)
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