2021年10月初めにリリースされたWindows 11は、当初は速度は遅いものの順調に浸透していました。ところが2022年3月の利用シェアは、前月からわずか0.1%しか上昇していないことが判明しました。
2月からほぼ横ばい
Windows Storeアプリから収集した匿名ユーザーデータを用いて、Windowsの利用シェアを追跡調査しているAdDuplexによると、2022年3月におけるWindows 11の利用シェアは19.4%で、2月と比べわずか0.1%しか伸びていませんでした(調査対象となったアプリは5,000個)。
1月の時点で、AdDuplexはWindows 11のシェアは前月から倍増し16.1%になったと報告しています。
Microsoftはこのほど、世界全体で14億台のデバイスでWindows 10およびWindows 11が動作していると発表しました。ただしそれぞれのOSの数字は明らかにしていません。
システム要件の厳しさがネックに
Windows 11の浸透が頭打ちになっている理由についてTom’s Guideは、システム要件の厳しさを挙げています。なかでも「TPM 2.0」の搭載必須というのが大きな壁となっているというのは、これまでも繰り返し指摘されてきました。
また普及が進まない最大の理由は、Windows 11がWindows 10からそれほど大きくアップグレードされていないためだろうと、同メディアは述べています。
Source:AdDuplex, Tom’s Guide
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-448610/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania