IT之家が、iPhone13シリーズ用レンズサプライヤーである台湾LARGAN Precision(大立光)の2022年3月の売上高が、前年同月比で6.34%減少したと報じました。
レンズ供給先各社の販売低迷が影響
LARGAN Precisionの2022年3月の売上高は37億5,600万ニュー台湾ドル(約162億円)で、2021年3月比で6.34%減少しました。
同社の2022年第1四半期(1月〜3月)の売上高は101億3,300万ニュー台湾ドル(約436億円)で、2021年第4四半期(10月〜12月)比で22.37%の減少と、過去3四半期で最も低い水準になりました。
台湾メディアは、LARGAN Precisionの売上高は引き続き減少し、4月は3月よりも低くなる可能性があると述べています。
iPhone SE(第3世代)用レンズを供給、14シリーズにも供給と噂
IT之家によれば、LARGAN Precisionの3月のレンズ出荷割合は、1,000万画素クラス向けが40%〜50%、2,000万画素クラス向けが10%〜20%、800万画素クラス向けが10%以下で、その他が30%〜40%でした。
同社の業績低迷には、昨今の世界情勢に加え、iPhone SE(第3世代)の出荷数削減の影響が考えられます。
LARGAN Precisionは、iPhone14シリーズ向けに8Pレンズ(プラスチックレンズ8枚構成)を供給するとみられています。
Source:IT之家
Photo:Apple Hub/Facebook
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