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【レビュー】iPhoneにMagSafe装着できるマイクロバッグと3週間生活してみた

objcts.io ショルダーストラップ付 MagSafe対応iPhoneケース マイクロバッグ レビュー
 
MagSafeでiPhoneに簡単に着脱できる、objcts.io(オブジェクツアイオー)のショルダーストラップ付MagSafe対応iPhoneケース「マイクロバッグ」を、iPhoneに装着して約3週間生活してみました。AppleサプライヤーでもあるECCOの防水レザーを採用しており、柔らかく手になじむ質感が特徴です。

カードケース、ウォレットに続き、収納力アップのマイクロバッグが登場

objcts.ioのMagSafe対応レザーアクセサリー「カードケース」と「ウォレット」を以前レビューでご紹介しましたが、先日、鍵やAirPodsなど身の回りのものを入れられるマイクロバッグ」が発表されました
 
新登場の「マイクロバッグ」と、iPhone13 Pro用とiPhone12 Pro Max用のレザーケースをお借りして、約3週間にわたり毎日使用した印象をレビューします。
 

 
objcts.ioは、代表の沼田雄二朗氏が土屋鞄製造所から独立し、イノベーターのための美しく使いやすい製品を目指して立ち上げたブランドです。2022年1月からは土屋鞄製造所のブランドとなっています。

柔らかく手触りの良い質感。ECCOの天然レザー製

objcts.ioのMagSafeアクセサリーは、カラビナ付きのケースと、ストラップ付きアクセサリーで構成されています。
 

 
ケースとアクセサリーには、Appleのサプライヤーとして環境にやさしい製造に取り組むECCO(エコー)の防水レザーが使用されています。
 

 
ケース表面はふっくらと柔らかく、しっとりした質感があって、心地よく手に馴染みます。
 

 
見比べると、iPhone13 Pro用とiPhone12 Pro Max用のケースでは表面のシボ感に若干の違いがあります。これは、レザーの部位によって違いが出るためとのことです。
 

 
ケースは、iPhoneのスクリーンを囲むように盛り上がっており、机などに下向きに置いてもスクリーンが汚れません。
 

 
背面カメラの周囲も保護されています。
 

 
iPhoneに接するケース内側は柔らかい起毛素材です。音量やスリープボタンも押しやすいです。
 

 
MagSafeの磁力を使ったスタンド型ワイヤレス充電器に取り付けて使えます。
 

 

ストラップとカラビナで簡単に着脱

マイクロバッグのストラップを、マットな質感の金属製カラビナに通して使用します。長さ140センチのストラップには、国産の防水シュリンクレザーが使用されています。首にかけても痛くなりにくい、ソフトな感触です。
 
ストラップの長さは、軽く結んで調節できます。
 

 
マイクロバッグは、iPhone背面のMagSafeに取り付け、ストラップをカラビナに通して使います。取り外すときも、カラビナで簡単に外せます。
 

 
iPhoneを軽く振っても落ちない程度の磁力で吸着できますが、ストラップをカラビナに通した状態で首にかけていれば、使用中にiPhoneが落ちることはないので安心感があります。
 

 

大きく開くファスナーで出し入れに便利

マイクロバッグは、iPhoneに吸着する面にマグネットリングが設けられています。
 

 
マイクロバッグを取り囲むようにファスナーが設けられており、大きく開けられるので、持ち物の出し入れに便利です。
 

 
ファスナーには止水ファスナーが使われており、スライダー部分が外から見えないようになっているため、全体に落ち着いた統一感をもたらしています。
 

 
iPhone装着時に外側になる面の内側にはカードホルダーがあり、ICカードやクレジットカード、運転免許証などを入れられます。表面に凹凸のないフラットなカードなら、3枚は入ります。
 

 
iPhoneに装着する側には磁気防止シートが使用されています。ただし、マグネットに接する面で磁気カードなどを長時間保管することは推奨されていません。
 
筆者は、AirPods Proと家の鍵、車のスマートキー、飲み忘れがちな薬などを入れて使っていました。
 

 
なお、iPhoneのカメラを使う場合、マイクロバッグが写り込んでしまうので、撮影時はいったん外す必要があります。
 
下は、iPhone13 Proにマイクロバッグを装着したままでカメラを起動した状態のスクリーンショットです。
 

 
レザーケース、マイクロバッグに汚れがついた場合は、軽くブラッシングするか、水分を含ませた布で拭き取ることが推奨されています。アルコールでの拭き取りはできません。

iPhoneとマイクロバッグだけで生活してみた

日常的な支払いはApple Payやスマホ決済で完結している筆者にとって、iPhoneとマイクロバッグだけあれば生活できるのでは?と考え、約3週間、身の回りのものはiPhoneとマイクロバッグだけ、という生活を続けてみました。
 

 
マイクロバッグに免許証と車のスマートキーを入れておけば、車での外出に対応できます。車に乗り込んだら、カラビナからストラップを外してMagSafe対応の車載充電ホルダーにiPhoneを装着して充電できます。
 

 
マイクロバッグのカードホルダーにIC乗車券を入れて、地下鉄に乗ってみました。ストラップをカラビナに通して、マイクロバッグを自動改札にかざして通過できます。
 

 
ただし、iPhoneにマイクロバッグを装着したままだと、iPhoneのモバイルSuicaとICカード乗車券の両方が反応して読み取りエラーになるので、iPhoneとICカード乗車券を併用する方は注意が必要です。
 
地下鉄での移動中など立ってiPhoneを使う時に気づいたのですが、マイクロバッグの適度な厚みが手のサイズに合うので、iPhoneよりも片手で握りやすいと感じました。
 

 
マイクロバッグの中身を時々入れ替えたものの、約3週間、iPhoneに装着するマイクロバッグだけで身の回りのものを持ち運ぶ生活ができました。

レビュー動画はこちら

文章では伝えきれない、マイクロバッグの特徴をまとめた動画を公開しました。
 
高い質感のレザーとデザイン、iPhoneと組み合わせることで日常的な外出が身軽になる使い勝手の良さなどの特徴が伝われば幸いです。
 

 

新色ホワイトベージュのウェイトリストも受付中

objcts.ioのショルダーストラップ付きMagSafe対応iPhoneケースのシリーズは、iPhone12シリーズとiPhone13シリーズの全モデルに対応するカラビナ付きケースと、マイクロバッグ、カードケース、ウォレットを組み合わせて使えます。
 
objcts.io公式オンラインストアでの販売価格(税込)は以下のとおりです。
 

 
iPhoneケースとアクセサリーはそれぞれ、単体での購入も可能です。
 
objcts.ioのWebサイトでは、現在開発中の新色「White Beige」のウェイトリスト登録も受け付けており、販売が開始されるとメールで案内を受け取ることができます。
 

 
また、東京都港区白金にあるobjcts.ioのPop-up Storeでは、製品の実物を手に取って確認できます。Pop-up Storeは完全予約制で毎週金曜・土曜のみオープンしています。
 
 
参照:objcts.io 製品情報, ウェイトリスト
(hato)

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