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愛車を5年若返らせる!洗車グッズ8アイテムガチ検証

愛車の洗車は自分の手でやりたいというDIY派に朗報! 今年も春の新作カーケア用品が登場!! 最大の注目は、登場から30年を越えたガラコシリーズの最新作。ほかにも時短洗車に役立つアイテムがそろう。気になる商品を実際に使って、本当の使い勝手を詳しくレポートしていこう!!

*  *  *

1. 首振りヘッド搭載でさらに塗りやすく撥水&耐久性もアップ!

ソフト99
「ぬりぬりガラコDX」(1078円)

発売から30年を越え、ガラスコーティング剤の代名詞として人気の「ガラコシリーズ」から待望の新作『ぬりぬりガラコDX』が登場した。

最大の特徴は、この製品だけに搭載している新技術「SARF」。ガラコの主成分の間にできるわずかな隙間までしっかり埋めてガラスに強力に密着する。均一で強固な被膜を形成することで、低速からでも高い撥水性が得られるガラコ史上最強レベルの撥水性をうたっている。また、これまで撥水性が高い製品は耐久性に難あり…が常識だったが、なんと撥水効果4カ月耐久を実現しているのだ。また、これまでは拭き上げにマイクロファイバークロスは使用できなかったが、『ぬりぬりガラコDX』は使用OK。それだけ強力な密着を得られるという証だろう。

そして、新技術「SARF」のもうひとつの効果というのが、拭き取り補助成分を配合している点。余剰成分を浮かせて拭き取りやすくすることで、拭きムラや拭きスジの発生を抑えている。メーカーのデータで、従来品に比べ約40%の作業時間を短縮できるという。実際に使用してみたが、しっかり塗り込んだにも関わらず、拭き取りがかなり簡単な印象。作業性でいうと、3D曲面追随システム“首振りヘッド”も見逃せない。均一な塗り圧を維持することで、圧倒的に塗り込み作業が楽になったと感じられた。

▲首振りヘッドで塗り込み時にガラスとの接触面の角度を自動調整するというだけあって、作業性は抜群。ガラス面を滑るようにストレスなく塗り込める

▲ワイドスクエアフェルトは厚みがあり、液剤の染み込みも十分。ネジキャップ付きなので保管も安心

▲ヘッドが動く!

▲塗り込みの部分が大きい

▲ガラスのコーナーまできっちり塗れるワイドスクエアフェルトを採用

 

▼5〜10分乾燥!

▲タテ・ヨコ・タテと直線方向に塗り残しがないように塗り重ねる。乾いてくると少し白っぽくなるのでわかりやすい

 

▼濡れタオルで拭き上げ!

▲5〜10分乾燥させたら、固く絞った濡れタオル(マイクロファイバークロスもOK)で拭き上げる

 

▼一晩おいてから水を流して効果を検証!

▲左:未施工、右:施工済

違いは一目瞭然! 施工済みのガラスにほとんど水滴が残らず水滴がサーッと流れ落ちていく。作業してから1時間程度経てば、しっかりと定着するので、雨が降るしばらく前に作業しておけば、確かな撥水効果を得られる。

 

2. 大人気のレインドロップがシートタイプになって登場!

ソフト99
「拭くだけレインドロップ 20カット巻」(1408円)

バズーカ噴射で強力撥水コーティング施工できることで大人気の「レインドロップ」。その派生モデルが、新発売になったシートタイプの『拭くだけレインドロップ 20カット巻』。

洗車後の水滴を拭き上げるだけで、ボディやガラスに残った水分を吸水すると同時にレインドロップ独自の強力撥水コーティングが完成する。摩擦を低減するシート表面のサーフェス層がキズつきを防止するので安心して使え、作業性ではレインドロップを凌駕する。プロコーティング施工車にも対応し、効果は2カ月(ガラスは1カ月)持続する。タイヤやワイパーなどのゴム部分、車内パーツ以外ならどこにでも使用可能だ。1カットのサイズは約280mm×約280mm。1箱20枚入り

▲シートを箱から引き出し(2枚重ねで使用すると効率的)、水で濡らして固く絞る。使いやすい大きさに畳んで作業開始

▲シートを水で濡らして固く絞ってからガラス→ボディの順に作業!

▲洗車後、ボディに残っている水滴を拭き上げる。ガラスから作業して、ボディの順に拭き上げていくのがポイント

 

3. 除菌・消臭に加えて抗菌・抗ウイルスも!

ソフト99
「ルームピア ウォッシュミスト プラス」(859円)

ハンドルやシフトノブ、カーナビ画面など、意識していなくても普段何気なく触れるクルマのパーツには目には見えない菌やウイルスが付着している。『ルームピア ウォッシュミスト プラス』はそんな車内の様々なパーツの汚れやニオイ・菌・ウイルスを除去できる車内用クリーナー。スプレーして拭き上げるだけで手軽に使えるのが◎。施工後は抗菌、抗ウイルス効果が約1週間持続する。すべての菌・ウイルスに効果があるわけではないが、意識的に使うことで車内を清潔に保てるように。内窓やシートには直接スプレーして乾いたタオルで拭き取る。ダッシュボードやハンドルには乾いたタオルにスプレーしてからが正解。

▲布製シートやマットに使用すれば、ハウスダストの舞い上がりも防止できる

▲ハンドルやシフトノブ、カーナビ画面、窓ガラス内側、マットなど幅広く使用できるが、本革を使用したハンドルやシフトノブへの使用はNG。皮フ刺激性テスト済みなので安心だ。OKの例

▲NGの例

 

4. 洗車後にスプレーして拭き上げるだけで見事な艶と撥水性をゲット!

SONAX
「エクストリーム セラミック スプレーコーティング」(実勢価格:5980円前後)

洗車後の濡れたボディに直接吹き付けて拭き上げるお手軽タイプのコーティング剤はあったが、耐久性に優れたものは少なかった。このソナックス「エクストリーム セラミック スプレーコーティング」は、超撥水タイプのコーティングでありながら4カ月耐久を実現。強靭なコーティング被膜を形成することで、雨や虫、鳥フンなどから愛車のボディを守ってくれる。ソナックス独自のエスアイカーボンテクノロジーにより、ボディを平滑にすることで、鏡面のような光沢のあるボディへと変わる。

ボディ以外に、未塗装樹脂やヘッドライト、ホイール、ゴムパーツなどにも使用可能だ。ノーコンパウンドで、コーティング施工車にも対応。全ボディカラーに安心して施工できる。

実際に使ってみたが、吹き付けから拭き取りまで作業は簡単で、施工直後から撥水性も十分。シャープな艶のあるボディになったのが印象的だ。耐久性にも期待が高まる。中型車14台分、750ml入り。しっかりと厚みのあるマイクロファイバークロスが付属している。

▲スプレーの先端に回転ON/OFF式のキャップを備えているので、持ち運びや保管も安心

▲施工直後から、わかりやすく艶のあるボディへと変身。鏡のような光沢が得られるように!

▲濡れたボディに直接吹き付ける!

▲使用前にボトルをよく振って、洗車後の水か残った状態のボディに直接スプレー。すぐに付属のクロスで塗り広げてから水分が残らないように拭き上げれば完成

▲施工直後からしっかりと撥水効果を得られた。アルミホイールとタイヤにも施工してみたが、大満足の仕上がりだ

 

5. 天然革のように使い込むほど柔らかくなる

アイオン
「プラスセーヌ uniQ 吸水セーム 起毛タイプ」(実勢価格:880円前後)

極細繊維を使用した人工セーム皮でありながら、天然セーム革のような柔らかさでボディに引っかかることなく洗車後の水分をスムーズに吸水。軽快な拭き取りを実現している。使い込むほど柔らかくなり、作業性がアップする。窓ガラスの水滴もサッと拭き取れる。

▲スーッと引っ張るだけでボディに引っかかることなく見事に吸水

▲水に浸けてセーム全体をしっかり濡らし、固く絞って使用

 

6. コーティング被膜にも優しい3Dドットパターンを採用!

アイオン
「プラスセーヌ マルチ拭き取りクロスNEO」(実勢価格:550円前後)

洗車後の水滴の拭き取りからコーディング剤の塗り込みや拭き上げ、そしてホイールやエンジンルームの汚れ落としまで、幅広く使えるクロス。3Dドットパターン加工を施し、コーティング被膜にも安心して使える。使い切りタイプながら厚みがあり、吸水性・耐久性に優れているため作業性も◎

▲サイズは約450×300mm。10枚入り。ボディやホイールのほか、ウインドウコート剤の拭き上げなどにも使える

 

7. 泡がしっかり長持ちする高機能スポンジ

カーメイト
「C171クリアマジック 泡MAXスポンジ」(実勢価格:660円前後)

スポンジに泡を“長持ち”させることで継ぎ足しを減らし、時短洗車を可能にした高機能スポンジ。泡を作る・洗剤を保持する・水分を保持するという3つの要素を内部構造に形成。これを汚れ落とし用のネットで包むことで、汚れ落ちのよさも実現している。

▲泡立ちが最高! 芯がしっかりした感じがあり、作業性は◎。持ちやすいのもいい

 

8. 化学反応で頑固なブレーキダストを除去する!

カーメイト
「C160パープルマジックプレミアム ブレーキダストクリーナー」(実勢価格:1100円前後)

コンパウンドを使用せず、化学反応で頑固なブレーキダストを一掃する、人気のパープルマジックシリーズ最新作。拡散力の高い新トリガーを採用したことでアルミホイール全体に一気に吹き付けが可能に。細部までしっかり浸透し、軽い力でも汚れがスルスル流れ落ちる。500ml入り

▲左:before 右:after。洗浄力は従来比200%。除去スピードが大幅アップして、これまで落とせなかったブレーキダストにも対応。

※2022年3月15日発売「CarGoodsPress」97号29-33ページの記事をもとに構成しています

<撮影/糠野 伸 レポート/CarGoodsPress編集部>

 

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