ソフトバンクは4月7日、2022年3月末時点における5Gの人口カバー率が90%を突破したと発表しました。
「デジタル田園都市国家構想」の実現に向けて5Gの基地局整備を加速して進めるソフトバンク
ソフトバンクは、政府が掲げる「デジタル田園都市国家構想」の実現に向けて5Gの基地局整備を加速して進めています。
デジタル田園都市国家構想とは、日本における課題の一つでもある「都心の一極集中型と超高齢化による地方の衰退」を解消するために岸田内閣が掲げた政策の一つです。具体的には、地方から交通・農業・医療・教育・防災などの各分野にデジタル化を実装していくことで、地方と都市の差を縮めるというものです。
2022年3月末時点で5Gの人口カバー率が90%を突破
ソフトバンクの5G人口カバー率は、2022年1月末時点で85%を突破していましたが、それから約2カ月後の2022年3月末時点には90%を突破しました。
同社が5Gネットワークの早期展開を実現できているのは、5G基地局を開設する際に独自開発したシステムを活用することで、基地局の各種設定や通信試験、電波発射準備といったインテグレーション業務を自動化・効率化し、工数を削減できたためとのことです。
5Gの高速大容量通信が可能なエリアはまだごく一部
ただし、5Gの高速大容量通信が可能なエリアは現時点では都心の一部などに限られています。ソフトバンクは今後さらに増加するトラフィックへの対応とストレスフリーなネットワークを実現するために、5Gのさらなる高度化とエリア拡大を推進し、世界最高レベルの5Gのネットワーク構築を目指していくとしています。
ソフトバンクの5G対応エリアは、同社のサービスエリアマップから閲覧可能です。
Source:ソフトバンク via 内閣官房, DocuSign
(kotobaya)
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