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Microsoft Edge、バージョン100でスリープタブ機能を強化

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Microsoftは同社のEdgeブラウザ バージョン100において、スリープタブ機能を強化したと発表しました。
 
これまでスリープ状態にできなかったタブもスリープできるようになり、よりCPUとメモリの使用を抑えられるようになったとのことです。

アクティブなタブと同じインスタンスを共有しているタブもスリープ可能に

Microsoftによると、Edgeブラウザ バージョン100においてタブのスリープに関する制限が緩和され、より多くのタブがスリープ状態に移行できるようになったと発表しました。
 
Edgeブラウザのスリープタブ機能とは、使用していないタブをスリープ状態へと移行することにより、平均でメモリ使用量を85%、CPU使用率を99%節約する機能です。
 
これまではたとえ長時間非アクティブなタブであったとしても、アクティブなタブと同じブラウジングインスタンスを共有している場合はスリープ状態に移行することができませんでした。
 
Edgeブラウザ バージョン100からはそのようなタブもスリープできるようになり、平均で8%以上多くのタブをスリープさせられるようになったといいます。
 
Microsoftが約13,000台のデバイスで実施したテストによると、スリープタブ機能はメモリ使用量を平均で約32%、CPU使用率を約37%削減できたとのことです。

スリープによって節約できたリソース量を表示できるように

また、Edgeブラウザは新たに、スリープ機能によって節約できた推定メモリ使用量を表示できるようになりました
 
ブラウザのウィンドウ右上の3点リーダーをクリックし、「パフォーマンス」を選択することにより表示できます。
 

 
この表示では効率モードの発動条件の設定も可能です。
 
Edgeブラウザはデスクトップ機器向けブラウザシェアで2022年3月にSafariを抜いて第2位のシェアを獲得しました。
 
 
Source: Microsoft via Bleeping Computer
(ハウザー)

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