Mac/iOS開発者の人物が、現在Mac App Storeで無料アプリのカテゴリでトップ100入りしているアプリの中に、実は有料の悪質なアプリが含まれている、と警鐘を鳴らしています。
3つのアプリが危険?
ジェフ・ジョンソン氏(@lapcatsoftware)によれば、Mac App Storeに掲載されている以下の3つのアプリが無料に見せかけた有料アプリであるとのことです。
- GCalendar for Google Calendar
- Docs Pro for Google Drive
- Openly a Link
Thread:
Top Mac App Store dev abuses Free with In-App Purchase for bait-and-switch apps demanding upfront payment, not free in any respect.Top Free 38, 38, 99
Top Grossing 61, 68, 95GCalendar for Google Calendar
Docs Pro for Google Drive
Openly a Linkhttps://t.co/yE7aWfNacp— Jeff Johnson (@lapcatsoftware) April 12, 2022
上記のいずれのアプリも、同じ“ビジネスモデル”を採用しており、ダウンロードは無料となっているものの、最初にアプリを使い始める際にすでに課金を求めてくるため、事実上有料アプリと変わらないとのことです。
詐欺アプリの存在は問題ではない?
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、プライバシー会議で登壇し、アプリのサイドローディング(公式なアプリストアを介さずアプリをデバイス上にインストールすること)はプライバシーとセキュリティ上の危険性を孕んでいる、と反対意見を述べたばかりでしたが、詐欺アプリがApp Store上に横行してしまっている状態は問題ではないのでしょうか?
App Storeにあやしいアプリが掲載されていると報告されるのは今回が初めてではなく、以前オーストラリアで詐欺アプリがイチオシアプリとしてApp Storeで推薦されていたこともありました。
Source:9to5Mac
Photo:AppleInsider
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-450080/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania