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iPhone14シリーズ向けディスプレイ、Samsungの優位性薄れる

iPhone14 Pro コンセプト
 
今年発売見込みの、iPhone14シリーズ向けディスプレイのサプライヤーについて、ディスプレイ業界の内情に詳しい人物が最新情報をTwitterに投稿しました。

100%Samsung製となるのは1モデルのみ

DSCCの最高経営責任者(CEO)、ロス・ヤング氏によると、4モデル構成となるiPhone14シリーズのうち、Samsung Displayが供給するディスプレイのみを搭載するのは、わずか1モデルになるとのことです。
 
同氏によればその他の3モデルについては、2〜3サプライヤーが製造するディスプレイを搭載する模様です。この「2〜3」というのは、Samsung Display、LG Display、BOEの3社と考えていいでしょう。

答えはiPhone14 Pro Max?

ヤング氏はTwitterにおいて、Samsung Display製ディスプレイのみを搭載するのはiPhone14シリーズのどのモデルになるかについて、フォロワーに対しクイズ形式のアンケート調査を実施しました。回答者の74.8%が「iPhone14 Pro Max」を選択しています。
 


 
なおiPhone14シリーズは、ディスプレイサイズが5.4インチのminiはラインアップされず、6.1インチのiPhone14、6.7インチのiPhone14 Max、そして6.1インチのiPhone14 Pro、6.7インチのiPhone14 Pro Maxという、2サイズの構成になると予想されています。

Samsung単独から3社体制へ

iPhone向け有機EL(OLED)ディスプレイについて、当初はSamsung Displayが100%供給を担っていました。しかしその後LG Display、そして最近ではBOEがサプライヤーに加わり、現在は3社供給体制となっています。

 
 
Source:Ross Young/Twitter
Photo:vovalenard/Instagram
(lunatic)

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