Appleは、次世代M2チップを搭載した複数台のMacにおいて、サードパーティー製アプリのテストを開始した模様です。Bloombergのマーク・ガーマン記者が報じています。
少なくとも9モデルの新型Macがテスト中
ガーマン記者が情報提供者から入手した開発ログによると、Appleは現在、4つの異なるM2チップを搭載した、少なくとも9モデルの新型Macを用いて、App Soreで配布されているサードパーティー製アプリの動作実験を行っているとのことです。
アプリの動作実験は開発プロセスにおいて重要なスッテプであると同時に、新型Macが今後数カ月以内にリリースされることを意味すると、ガーマン記者は述べています。
アプリ動作試験中のMac一覧
同記者によると、現在アプリの動作テストが行われている次世代Macは以下の通りです。
- M2搭載のMacBook Air(コード名J413)。8コアCPUと、現行のMacBook Airの8コアより2コア多い10コアGPUを搭載。
- M2搭載のMac mini(コード名J473)。上記のMacBook Airと同じく、8コアCPUと10コアGPUを搭載。次期Mac miniには、M2 Pro搭載バージョンも存在する。
- M2搭載のエントリーレベルのMacBook Pro(コード名J493)。同モデルも8コアCPUと10コアGPUを搭載。
- M2 ProおよびM2 Max搭載の14インチMacBook Pro(コード名J414)。M2 Max搭載モデルは12コアCPUと38コアGPUを搭載(現行モデルは10コアCPUと32コアGPUを搭載)。メモリは64ギガバイト。
- M2 ProおよびM2 Max搭載の16インチMacBook Pro(コード名J416)。M2 Max搭載モデルは12コアCPUと38コアGPUを搭載。
- Mac Pro(コード名J180)。同モデルはMac Studioが搭載するM1 Ultraの後継チップを搭載。
Appleはまた、現行の14インチおよび16インチMacBook Proが搭載するのと同じM1 Proを搭載する、新型Mac mini(コード名J374)のアプリ動作テストも行っている模様です。
少なくとも2モデルは今年中頃に登場
新型MacBook Air、エントリーレベルのMacBook Proおよび新型Mac miniは早ければ年内に、また少なくとも2モデルのMacは今年中頃に発売予定だとガーマン記者は伝えています。
そしてMacBook Airについては、ベゼル幅が狭くなり、MagSafe充電が採用されるなど、大幅なデザイン刷新が行われる見通しです。
Source:Bloomberg
Photo:MacRumors
(lunatic)
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