レノボ・ジャパンより、おなじみThinkPadの新作モデル22機種が発表されました。13型モバイルPCからクリエイター向けの大画面16型モデルまでの幅広いラインナップですが、2022年春モデルでは、全機種でワイヤレスWANの内蔵が可能に。またカメラ機能やセキュリティ面の強化など、リモートワークを意識した機能が充実しているのも大きなポイントです。
フラッグシップモデル・ThinkPad X1シリーズの新作「ThinkPad X1 Carbon Gen 10(シンクパッド エックスワン カーボン ジェンテン)」(29万1500円〜)と「ThinkPad X1 Yoga Gen 7(シンクパッド エックスワン ヨガ ジェンセブン)」(30万9100円〜)について取り上げていきましょう。
Lenovo(レノボ)のThinkPadシリーズの中でも、特に高いパフォーマンスとコラボレーション機能を備えた、フラッグシップモデルのThinkPad X1シリーズ。中でも取り回しやすいのが、14型モデルの「X1 Carbon Gen 10」と「X1 Yoga Gen 7」です。
CPUはともに最新の“第12世代インテル Core プロセッサー”を採用し、前モデルの「X1 Carbon Gen 9」「X1 Yoga Gen 6」より、ひと世代新しいCPUを搭載しています。
メインメモリは16GB、ストレージはSSD 256GBな点も同じで、無線LANもともにWi-Fi 6に対応。ディスプレイの解像度はWUXGA、アスペクト比は一般的なノートPCと比べて縦方向に広い16:10となっているのも共通です。
また、いずれのモデルもディスプレイ上部に4つの360度集音マイクを搭載。不要なノイズをカットしたり、複数人が参加する会議で自動的に音量を調整したりしてくれる“Dolby Voice”に対応するなど、オンラインでのコミュニケーションをサポートする機能をしっかり備えます。
指紋センサー搭載の電源ボタンや、開閉式カバー“ThinkShutter”を備えた1080pのwebカメラ、離席すると自動で画面がオフになり、戻ればオンに切り替わる機能など、使い勝手を損なわずにセキュリティ対策が強化できるのも嬉しいところ。
一方で両者の大きな違いは、「X1 Carbon Gen 10」の特徴が、天板がその名の通り軽く強靭なカーボンファイバーなのに対し、「X1 Yoga Gen 7」の特徴は、ディスプレイ部分をくるりとひっくり返せば、タブレットとしても活用できること。
そのため、「X1 Yoga Gen 7」のみディスプレイ部分が10点マルチタッチ対応。本体に収納できるスタイラスペンとして「ThinkPad Pen Pro」も標準で付属しています。
サイズと重さは「X1 Carbon Gen 10」が315.6×222.5×15.36mmで重さ1.12kgなのに対し、「X1 Yoga Gen 7」は 314.4×222.3×15.53mmで重さ1.38kg。
場所や状況を選ぶことなく、いつでもハイパフォーマンスで仕事をしたい人には心強い相棒になってくれそうな両モデル。客先での商談が多い人なら、タブレットにもなる「X1 Yoga Gen 7」、少しでも軽いモデルを選びたい人なら「X1 Carbon Gen 10」など、目的やワーキングスタイルに合わせて選んでみるとよさそうです。
>> Lenovo
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/444501/
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