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日英台がコラボして生まれた謎のキャラグッズが絶妙に欲しくなる

役に立つかどうかは別にして、なぜか物欲を刺激されるグッズを眺める時間は幸せなものです。この「BAO × HIGHTIDE」シリーズは、まさにそんなタイプのグッズたち。ロンドンで人気の台湾中華まん専門店・BAO(バオ)と、文具・雑貨メーカーのHIGHTIDE(ハイタイド)がコラボしたシリーズで、ちょっとシュールで愛らしいキャラクターがあしらわれた文具やマグカップは、どれも妙に惹かれます。

実はBAOの創業者であるアーチェン・チャン氏は、ロンドンの美術学校でアートを学んだクリエイティブ・ディレクター。台湾の中華まん“バオ(包)”を頬張るキャラクターはお店のアイコンで「lonely man=(孤独な男)」と呼ばれ、チャン氏のかつてのインスタレーション作品から生まれたキャラクターなのです。

その作品は、5人の孤独な男が“最高な瞬間”を探し求めるという設定だそう。

それは「BAO」の店作りのコンセプトでもあり、チャン氏は「孤独な男のストーリーを描くように実際のレストランや食べ物、飲み物を創造し、BAOの世界が構築されていっている」と話します。

その言葉通り、ロンドンにある「BAO」は台湾中華まんの専門店としてだけでなく、コンセプチュアルな店づくりやアートワークを含めた世界観まで、カルチャーの観点からも注目を集めています。2013年にフードマーケットの屋台として始まり、現在はロンドン市内にベーカリーや牛肉麺店など6店舗も展開する人気レストラングループに成長しています。

ロンドンでもオリジナルグッズとしてポスターやTシャツを制作していますが、文房具は今回の日英コラボが初めて。もちろんチャン氏がアートワークとデザインを監修しています。

イギリス・日本・台湾の3ヵ国にて限定発売で、文房具を中心に、ペンやマスキングテープ、キーホルダー、ポーチなどに、シュールなキャラクターが個性を光らせています。

チャン氏のお気に入りのひとつは、孤独な男の仲間に入れそうな「ピンバッジ」。そして「BAO Bakery」で人気のバオ「sad face bao」をモチーフにした「シール」は、実際にお店で毎日作っている悲壮感ただよう顔のバオが忠実に再現されているそう。

さらに日本と台湾では、イギリス以外での「BAO」アイテム初展開を記念し、数量限定でTシャツも発売! 面白くてかわいくて、ちょっとかなしい世界観は、いつまでも眺めていたくなります。4月18日から「HIGHTIDE」の店舗とオンラインショップで発売です。

>> HIGHTIDE

<文/&GP>

 

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