株式会社ブイキューブは、VRデバイスの装着なしで臨場感あるメタバース体感を実現する個室型VR空間「メタキューブ」のコンセプトモデルを発表しました。
遠隔地のリアルタイム映像も投影可能
メタキューブのコンセプトモデルでは、360度カメラで撮影した静止画や動画、CG画像に加えて遠隔地のリアルタイム映像も投影可能。Web会議はもちろん、ライブ配信映像などを離れている人と同じ空間にいるかのように体験できます。
ユースケースとしては、不動産や観光の遠隔案内サービス・体験型エンターテイメント・VRジムなどを想定。このたび、共同でサービス開発を行い、メタキューブ実用化に向けた概念実証に取り組むパートナー企業の募集を始めました。
「テレキューブ」とは?
高い防音性でまわりを気にせずに作業や会議ができることや、2020年に特許を取得した優れた防災機能が特徴のひとつでしょう。
また、長時間の作業でも疲れない設計やオカムラ製家具の設置により、高い居住性を実現。1人用ブースのほか、2人用・4人用といった複数人タイプも提供しています。ちなみに、メタキューブで複数人タイプのブースを利用すると複数人同時に同じコンテンツを体験可能です。
オンラインイベントの知見をメタバースへ
同社は、「EventIn」「Touchcast」といったシステムや配信専用スタジオ「PLATINUM STUDIO」などを通じて、数十人規模から数千人規模までの多様なオンラインイベントを支援してきました。
今回のメタキューブは、メタバース上でのコミュニケーションサービス第2弾。今後、パートナー企業との開発などを通じて、メタバース上でのコミュニケーションにイノベーションを起こしてくれるかもしれません。
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「テレキューブ」サービスサイト
株式会社ブイキューブ
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/177256
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口