Appleは、メッセージアプリの子供を不適切なコンテンツから保護する「コミュニケーション・セーフティー(Communication Safety)」機能をイギリスとカナダで展開する予定であることが明らかとなりました。この機能は、12月にリリースされたiOS15.2で初めて導入されましたが、これまで米国でのみ利用が可能でした。
子供を不適切なコンテンツから保護する機能
コミュニケーション・セーフティー機能は、子どもの端末で送受信されるiMessageのヌード画像を検出し、そのような画像が検出された場合、警告メッセージが表示されるというものです。
子どもが受信した画像からヌードが検出された場合、その画像にはぼかしが入り、子どもが安全な選択を行えるようガイダンスや年齢に応じた情報源が提供されます。また、子どもが写真の閲覧や送信を選択した場合、その意思を再確認するためのメッセージが表示され、別の選択肢が提案されます。
コミュニケーション・セーフティー機能は、オプトイン方式でプライバシー保護に重点を置いており、保護者がこの機能を有効に設定する必要があります。また、この機能はAppleが開発中であり、将来的に導入される可能性のある児童性的虐待コンテンツ(CSAM)対策機能とは異なります。
In a soon-coming update, Apple will be bringing their Child Safety features to Canada
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Communication Safety in Messages
Expanded guidance in Siri, Spotlight, and Search (with Canadian resources) More on those features here: https://t.co/8BG6asw1QR
— Rene Ritchie (@reneritchie) April 20, 2022
Source:The Guardian,Rene Ritchie/Twitter,Apple via MacRumors
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-451033/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania