マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」を展開する株式会社Luupは、株式会社ファミリーマートと資本業務提携契約を締結。これにより、「LUUP」のポート設置店拡大や新サービス創出など全面的な協業を開始します。
短距離移動に便利な「LUUP」
「LUUP」は、スマートフォンアプリで電動アシスト自転車や電動キックボードを借りられるサービス。アプリからポートを探し、乗りたい機体のQRコードをスキャンして目的地(ポート)を設定すればライドできます。料金は、基本料50円+1分あたり15円。もちろんアプリ内で決済可能です。
現在、東京・大阪・横浜・京都で展開中。エリア内の駅前やコンビニなど高密度にポートを配置しているため、短距離移動に便利なようです。
「LUUP」未展開の都市の店舗にもポート設置を検討
両社は、2020年10月より連携を開始し、すでに都内のファミリーマート数店舗ではLUUPのポートが設置されています。
双方の成長を促すマーケティング、新サービスを検討
さらに、ファミリーマート利用者によるLUUP利用やLUUPユーザーのファミリーマート利用を促進するマーケティング施策を展開予定。店内広告やLUUPユーザーへの商品プロモーションなどを検討するといいます。
そして、両社が所有する顧客データ・移動データなどを活用し、新たなサービスの展開を検討していくとのことです。
4月には約10億円の調達発表も
「LUUP」は、2020年5月に電動アシスト自転車のシェアリングサービスとして開始し、以降エリア拡大・機体開発などに注力してきました。
2021年4月に「新事業特例制度」を用いた実証実験として電動キックボードの提供を開始し、電動キックボード導入エリアを順次拡大中。直近では、京都市(3月)や東京スカイツリータウン(4月)に電動キックボードを導入しました。
また将来的には、現在の機体に加えて3輪~4輪のユニバーサルなモビリティも取り扱う予定。より多くの人に快適な移動体験を提供したいとのことです。
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「LUUP」サービスサイト
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/177609
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口