Foxconnは4月22日のアースデイにあわせて、環境的な取り組みに関する新たな目標を発表しました。同社によれば、2050年までに温室効果ガスの排出量をゼロにすることを目指しており、2025年までに2020年水準の排出量を21%カットすることを念頭に置いているとのことです。
Appleは2030年までにゼロ・エミッション目指す
Appleは、2030年までに同社のサプライヤー各社の温室効果ガスの排出量をゼロにする、と約束しており、iPhone組み立てで大きなシェアを占めるFoxconnもその流れに沿う姿勢を見せています。
Foxconnは2025年までに2020年水準の排出量を21%削減、2035年までに63%削減させ、2050年までにゼロ・エミッションを達成することを約束しました。
加えて、Foxconnは2030年までに使用するエネルギーの最低50%は再生可能エネルギーでまかなうとも述べています。その他にも、世界中にある生産施設での60%のプラスチックのリサイクルや、廃水排出や空気質指数のモニタリングシステムの設置などが掲げられています。
台湾政府も2050までに排出量ゼロを目標
Foxconnは年間2億台生産されるiPhoneの約60%のシェアを担う重要なAppleサプライヤーです。
Foxconnは台湾企業ですが、台湾政府も最近2050年までにゼロ・エミッションを目指す新たな指針を発表しており、再生可能エネルギーの使用を加速させていく計画です。
Source:Nikkei Asia
Photo:Foxconn
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-451717/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania