Bloombergのマーク・ガーマン記者がニュースレター「Power One」で、iPhone14シリーズと、新しいAppleシリコンの開発状況およびそれを搭載する新型Macに関する予想を伝えました。また、フルスクリーンiPhoneの登場予想時期も伝えています。
iPhone14 Maxが人気モデルになると予想、新機能は?
ガーマン記者は、iPhone14 Maxは6.7インチディスプレイを搭載しながら、iPhone14 Pro Maxよりも販売価格が200ドル(約26,000円)安くなることで、かなり人気を集めると予想しています。
同記者によれば、Appleが6.7インチモデルを2機種ラインナップするのは、中国市場で大画面モデルの人気が高いのが理由とのことです。対して、5.4インチモデル(mini)は全く売れていないとガーマン記者は述べています。
ガーマン記者は、iPhone14シリーズで衛星通信を利用したSOSメッセージ送信機能が実現すると予想、早ければ今年、遅くても来年にはApple Watchにも同機能が搭載されると伝えています。
この機能は、GarminのGPSナビゲーション機能搭載ハンドヘルド衛星コミュニケーター「inReach Explorer」が提供しているようなものになるようです。
なお、Appleは衛星通信の協業先として、Globalstarを選んだ可能性があると同記者は記しています。
ガーマン記者はFace IDとフロントカメラを画面下に埋め込んだフルスクリーンiPhoneの登場時期について、3年〜4年先と予想しています。
iPhone14 Proシリーズはベースモデルと何が違う?
iPhone14およびiPhone14 Maxと比べた場合の、iPhone14 ProおよびiPhone14 Pro Maxの優位性についてガーマン記者は、下記の点を挙げています。
- 望遠カメラとLiDARスキャナの搭載
- 4,800万画素の広角カメラ
- ステンレススチール製の筐体
- i型パンチホールデザインのProMotionディスプレイ
- A16チップを搭載(ベースモデルはA15シリーズの1種)
- GPUコア数が1つ多い
- 数時間長いバッテリー持続時間
M3搭載iMacが開発中、数カ月以内にM2搭載Macを発表か
ガーマン記者は新しいAppleシリコンと、新型Macに関する情報も伝えています。
AppleはすでにM3を搭載したiMacを開発しており、早ければ2023年末に発表される可能性があると、ガーマン記者は述べています。
また、iMac Proも開発されているようですが、発表までにはまだ時間がかかるようです。
ガーマン記者は、Appleが今後2カ月〜3カ月の間にいくつかの新しいMacを発表する可能性があると述べており、それにはM2搭載Macが含まれています。
これら以外の情報として、デュアルM2 Ultra(仮称:M2 Extreme)を搭載する新型Mac Proや、M2 Pro、M2 Maxを搭載する14インチおよび16インチMacBook Proに関する情報など、これまでの予想を繰り返し伝えています。
Source:Power On via 9to5Mac
Photo:Apple Hub/Facebook
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-451728/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania