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Microsoftの従業員、Windows 11を非対応CPUで使っていた

Windows 11のタスクマネージャー
 
Windows 11にはCPUなどに厳しい最小システム要件が設定されており、Microsoftはこの要件を満たさないPCを公式にサポートしていません。
 
しかしながら、Microsoft自身の従業員が最小システム要件を満たさないCPUを搭載したPCでWindows 11を使用していることがわかりました。

Core i7-7660UでWindows 11を使っていたMicrosoftの従業員

これはWindows Insider向けのWebキャストにおいて、Microsoftのプログラムマネージャーが自身のPCの画面を共有したことで発見されました。
 
このWebキャストは新しいタスクマネージャーを紹介するためのものだったのですが、そこにIntelのCore i7-7660UでWindows 11が動作していることが表示されていたとのことです。
 

 
Microsoftが公開しているWindows 11がサポートしているCPUのリストにCore i7-7660Uはなく、この従業員は最小システム要件の制限を回避する方法でWindows 11をインストールして使用していたようです。

今後も最小システム要件が緩和される見込みはない

Windows 11ではIntelの場合は第7世代の一部あるいは第8世代以降のCoreプロセッサ、AMDの場合は第2世代Zenプロセッサ以降のCPUの搭載が求められています
 
また、TPM 2.0への対応も求められており、Windows 11のリリース前には企業で使用されている多くのPCがこの最小システム要件を満たしていないという調査結果がありました。
 
Microsoftはこの最小システム要件について性能とセキュリティ性向上のためとしており、最小要件を満たさない古いPCでWindows 11を動作させるとブルースクリーンの発生確率が52%上がるとしています。
 
ただ、このようにサポートするPCを大幅に絞ったにもかかわらず、Windows 11には今でも多くの不具合が報告されています。
 
Microsoftが今後、Windows 11の最小システム要件を緩和するという情報はありません。

 
 
Source: Windows Insider Program/YouTube, Windows Latest, Microsoft
(ハウザー)

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