AppleはMac及びiPad向けに、プログラミング言語Swiftが学べるアプリ「Swift Playgrounds 4.1」のベータ版をリリースしました。ただし、開発者がベータ版を入手するには申請が必要です。
新しいチュートリアルが追加
Appleは2021年12月、Swift Playgrounds 4をリリースし、iPadでApp Storeアプリを構築できるようになりました。現在、Swift Playgrounds 4.1は入手するのに申請が必要なベータ版として提供されていますが、新しいチュートリアルが含まれていることが最大の特徴です。
iPad版にはバグの修正が含まれており、次の新しいチュートリアルが追加されています。
- SwiftUIで最初のアプリを作成するのに役立つ「Keep Going with Apps」
- 図形の作成、修正、及びアニメートする方法を説明する「Animating Shapes」
- 独自のカメラアプリを作成するための上級者向けチュートリアル「Capturing Photos」
Mac版のリリースノートでは、これらのチュートリアルについて言及されていませんが、それ以外は、Mac版をiPad版のものと一致させるためのアップデートであると考えられます。
Mac及びiPad版それぞれ別々に申請が必要
Swift Playgrounds 4.1のベータ版は、Appleが提供するベータ版ビルドの配信サービスTestFlight経由で配布されています。OS開発者向けのベータ版やMac版Reality Converterなどの特定のアプリのベータ版とは異なり、今回リリースされたベータ版は開発者向けWebサイトからダウンロードすることはできません。
開発者がMac及びiPad版Swift Playgrounds 4.1のベータ版を入手するには、それぞれ別々に申請が必要です。Appleによると、「承認されると、TestFlightからメールが届く」とのことです。
申請はAppleのWebサイト「Beta Software Downloads」より行うことができ、完全なリリースノートもそこで確認できます。
現行の「Swift Playgrounds 4」は、App Storeで無料でダウンロードが可能です。
Source:Beta Software Downloads/Apple via AppleInsider
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-452448/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania