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A15 Bionic製造時の半導体検査機器を韓国サプライヤーが供給開始

AppleのA15 Bionicの画像
 
韓国メディアET Newsが、韓国Company A(正式な企業名か不明)が、A15 Bionic製造時の半導体検査機器を供給開始すると報じました。

ソケットとプローブカードを供給

Patently AppleはCompany Aについて、韓国には半導体検査機器のサプライヤーとして、「Provision & Technology」「Leeno Industrial」「Curoholdings」の3社があるので、そのいずれかではないかと推測しています。
 
Company Aが供給を開始したのは、A15 Bionic製造時の検査で用いるソケットとプローブカードです。
 
韓国の業界関係者によれば、半導体ソケットの専門企業であるCompany AはAppleの認証試験に合格したことで、2022年下半期(7月〜12月)から供給を開始するとのことです。
 
半導体ソケットの供給は、A15 Bionicを製造するTSMCに対して行われます。
 
また、Company AはNANDフラッシュ用のプローブカードもApple向けに出荷し始めたようです。
 
プローブカードはウェハーの不良箇所を見つけるために用いられ、中国Yangtze Memory Technologies(YMTC)を通じて供給されているとET Newsは説明しています。

これまでは、台湾や中国企業が主なサプライヤー

こうした半導体検査機器はこれまで台湾や中国の企業が主に供給してきましたが、韓国サプライヤーの製品が増加しているとET Newsは述べています。
 
 
Source:ET News via Patently Apple, プローブカード、ICテストソケット検査システム/日置電機, 日本マイクロニクス
Photo:AppleInsider
(FT729)

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