Appleが現地時間2022年5月3日、米国特許商標庁(USPTO)において、iPad用のヒンジ付きキーボードの特許を取得しました。同特許内には、macOSが動作しているような画面が描かれています。
iPad用の複数のヒンジ付きキーボードの形態
Appleが今回取得した特許は、下記図表1Aのように、iPad(104)、キーボード(108)、ヒンジ(112)のついたベースプレートのようなもの(118)と、入力用ディスプレイ(106)で構成された製品に関するものです。
同様の特許が、2画面MacBookのものとして2022年2月に報告されていました。
macOSに似たユーザーインターフェースが特許内に図示
今回の特許名は「タブレット端末のための、複数の形態を持つヒンジ式キーボードアクセサリー」との題名で、対象はMacBookではなくタブレット(iPad)であることがわかります。
本特許で注目すべき点としてPatently Appleは、下記図表4Aおよび2Aに描かれたウィンドウ配置などが、macOSのユーザーインターフェースと酷似していることをあげています。
このことから、AppleはiPadとMacBookとを融合させた新たなフォームファクターに取り組んでいるのかもしれないと、同メディアは述べています。
ただし、Appleは以前よりmacOSが動作する2-in-1デバイスには否定的であるため、この特許も研究開発のみで実用化される可能性は低そうです。
Source:USPTO via Patently Apple
Photo:Apfelwelt/YouTube
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-453227/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania