大人になるまで税金や投資、保険などの仕組みはよくわからなかったという人も多いのではないでしょうか。そもそも日本は、世界に比べてお金に関する教育が遅れていると言われており、ようやく2022年度からは高校の家庭科で“資産形成”に関する教育が行われることになったような状況です。
一方、アメリカではお金に関しての教育は子供の頃から州ごとで行われ、さらに楽しく株式投資や起業などを学ぶためのゲームが充実しています。
そんな中、子供でもお金の知識を学べるカードゲームが登場しました。それがブシロードメディアの新商品「7歳から学べる投資ゲーム」(1650円)。同社が手掛ける、誰でも気軽に遊べることを目指したカジュアルボードゲームブランド・TERIYAKI GAMESの第4弾となります。
ゲームの最終目標はお金持ちになること。そのために、働いたり、銀行にお金を預けて利子を得たり、株を買ったり、起業してお店を始めたり…などの行動を選択していきます。リスクを負って大金を目指すか、堅実にコツコツ増やすか、各プレイヤーの性格も見えてきそうですね。
プレイ人数は2~4人で、プレイ時間は約15~30分とサクッと楽しめます。
プレイヤーが自分の手番で行動を選択し、各自が9回の手番を終えた時点でゲーム終了というのが基本ルール。終了時点で総資産が一番高いプレイヤーの勝利となります。
スタートプレイヤーから時計回り順に手番が回ってきて、各プレイヤーは自分の手番で以下3つのフェイズを順に行います。
1つ目は“アクションフェイズ”。5つの選択肢の中から今回の手番で取る行動を選びます。
a.スーパーで働く:財布に1円を得る
b. 貯金をする:財布のお金を好きなだけ自分のATMの上に移動する
c. 貯金をおろす:ATMの上のお金を好きなだけ自分の財布に移動する
d. お店を作る:市場のお店カードを1枚選び、そのカードの下に書かれている値段を財布から銀行に支払い、そのお店を自分の前に置く。
e.株を買う:市場の株券を1枚選び、〇で囲まれている値段を財布から銀行に支払い、その株を自分の前に置く。
2つ目は“お天気フェイズ”。サイコロを振り、出た目に応じて、お店カードや株券に書かれている指示に従います。サイコロの指示は、複数のお店や株を持っていた場合、すべてのお店や株に反映されます。
最後は“利息フェイズ”。ATMに預けたお金に利息が付きます。
利息フェイズが終われば、そのプレイヤーの手番が終わり、次のプレイヤーに移ります。なお、ATMにお金があったとしても、財布の現金がマイナスになってしまった時点で、そのプレイヤーはゲームから脱落となります。
この手のゲームは、説明を聞いてもなかなかイメージはつかめないですよね。お金の勉強も大事だなと思っているなら、お金や投資の流れを感じられるシミュレーションゲームを家族で試してみるのもアリ!?
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/448447/
- Source:&GP
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