Appleが初めて販売した製品であるApple-1コンピュータの初回生産分が、競売にかけられています。
ジョブズ氏とウォズニアック氏がガレージで仕事
ホームコンピューティングの黎明期、完全に組み立てられたマザーボードを提供するという画期的なアイデアを形にするため、スティーブ・ジョブズ氏とスティーブ・ウォズニアック氏はジョブズ氏のガレージで仕事をしていました。
Apple-1は、まだ筐体も電源もキーボードもモニターもない状態で販売されていましたが、組み立て済みのマザーボードが搭載されており、他社を大きく引き離すものでした。
Apple-1は全部で200台ほど作られましたが、製造中止となった後は割引や下取りを行って返却が促されており、現存しているのはその半分以下とされています。
レジストリ・ナンバーは“7”
今回オークションに出品されているのは、ファーストバッチ(初回生産分)のApple-1です。コンピュータは、Apple-1が製造された当時、Appleに勤務していたダニエル・コトケ氏によって動作状態が確認されています。
レジストリ・ナンバーは“7”で、ここ数年オークションに出品されている唯一のファーストバッチで、ジョブズ氏直筆のシリアルナンバー(“01-0050”)が確認された最初のApple-1でもあります。
出品内容には、コンピュータ本体以外に以下のものも含まれます。
- Brittany McGannon製の当時の電源
- サンヨーVM-4509モニター
- Datanetics製キーボード
- 最新のカセットインターフェース
- 電源
- 接続コード
- ジョブズ氏、ウォズニアック氏、ロナルド・ウェイン氏のサイン入りオリジナル操作説明書の複製
日本時間5月7日18時時点での価格は、25万ドル(約3,264万円)となっています。
Source:Goldin Auctions via MacRumors
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-453900/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania