富士山、北岳、奥穂高岳… 登山を始めた人ならば、誰もが憧れる標高3000mクラスの峰々。今年の夏は準備をきっちり整えていざ挑戦!と計画しているあなたに、マウンテンハードウェアの高機能ギア“Summit Seeker Collection”をご紹介。
テント泊での山行や縦走登山を想定した新シリーズには、さらなる高みを目指す人のための妥協のないスペックが満載です。
カリフォルニア生まれのマウンテンスポーツブランド、マウンテンハードウェアから今シーズン登場したのは、軽さとともに高い機能性を備えたウエアとバックパック。高レベルの要求を満たす優れた機能性は言うまでもありませんが、目的に応じてさまざまな季節、場面で使えるユーティリティの高さが大きな魅力です。
「ポーラテックパワーグリッドFZ フーディ」(1万6500円)は、保温性と通気性、吸水性をバランスよく備えたフリースジャケット。
気温が上がるこれからの時期なら、風の強い山頂や稜線での羽織りものとして使えるし、寒冷期であればミッドレイヤーとしても活躍。裏面にグリッド構造を備えた機能性素材“ポーラテックパワーグリッド”をメイン素材として採用し、適度な保温・吸湿性を備えながらも肌ばなれがよく汗冷えしにくいから、インナーとしてもアウターとしても使いやすいのがうれしい。
ショルダーハーネスとの位置関係を考えてレイアウトされたチェストポケット、かさばりを抑えてデザインされたスクーバフード、寒い時期の着用を想定した袖口のサムループなど細かな工夫も好印象。サイズはメンズS・M,・Lの3種類で、カラーはState orange、Blackの2色。
こちらもシーズンを通じてさまざまなシーンで使えそうな「ベイシントレックコンバーチブルパンツ」(1万3200円)は、膝下部分をジッパーで取り外し、ショートパンツとしても使えるコンバーチブルタイプのトレッキングパンツです。
素材にはストレッチ性に優れたナイロン×ポリウレタンの混紡生地を使用。またシルエットはほどよくゆとりを持たせたベーシックなトレッキングパンツスタイル。軽やかな着用感は、本格登山はもちろんのこと、キャンプなどカジュアルなアウトドアシーンでも着用しやすい。
膝上のジッパーは取り付けに迷わないよう左右で色分けされていたり、生地表面には過フッ素化合物類フリーのDWR(耐久性撥水)加工を施すなど、こちらもディティールまでこだわっています。カラーはDark Storm、Corozo Nut、Zincの3カラーで、サイズは30・32・34インチの3サイズをラインナップ。
荒天時にも機動性を失いたくないなら、優れた耐水圧性と軽さに加えて、快適な着心地を備えた高機能レインジャケット「T3 ジャケット」(2万7500円)を。
メイン素材には東レ“ダーミザクス3D”を採用し、Mサイズで270gという抜群の軽さとともに肌離れのいい柔らかな着用感を実現。その秘密は2.5層素材にドットの立体加工を施した“2.75層”素材にあります。脇下に装備したベンチレーション、ポケット部分に使用したメッシュ素材のおかげで通気性も良好、夏山登山ではウィンドシェルとしても活躍しそう。収納携帯に便利なスタッフサックも付属するので、天候の急変に備えてザックに入れておけば頼もしい存在になりそうです。
カラーはStone、Black、Atollの3種類で、サイズはXXSからXLまでの6サイズ。XXSサイズ・XSサイズはウイメンズでも着用できるユニセックス仕様となっています。
またザックの新調を考えている人なら5月上旬より発売の「マウンテンライト38」(2万5300円)も要チェック。ボトムには軽く耐久性に優れたX-PAC素材を使用し、取り外し可能なアルミフレームのフォームフレームシートが荷重をバランスよく分散。背面パッドには吸湿メッシュ素材を採用。また中央に備えたチムニー構造が通気を促してくれるから、長時間の歩行も快適です。
最高峰を目指せす高機能ギアというとともすると用途が限られてしまうこともあるけれど、季節やシーンに応じてさまざまに活用できる汎用性の高さはかなりうれしい。初心者から上級者まで幅広いユーザーが満足できる、ブランド自信のコレクションです。
>> マウンテンハードウェア
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/449258/
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