コンパクトさが魅力のDJIのミニドローン“DJI Miniシリーズ”に最新モデルとなる「DJI Mini 3 Pro」(9万2400円~)が登場。重さ約249g未満の軽量ボディかつ、折り畳み時は片手に収まるほどのコンパクトサイズながら、映画で使われてもおかしくないほどの本格的な撮影が可能に。新たに設計された機体は、飛行時間と安全性が増したことで初心者にも扱いやすくなっています。
DJI Miniシリーズの中で最も高い安全性を誇るドローンと謳われる通り、まず大きく変わったのはその安全性。Miniシリーズ初となる前方、後方、下方のデュアルビジョンセンサーを搭載したことで、3方向障害物検知に対応。センサーには高度操縦支援システム(APAS4.0)が搭載され、飛行経路上にある障害物を即座に検知し、複雑な地形でもスムーズに飛行できます。
また、検知システムがアップグレードされたことで、フォーカストラック機能を利用可能に。車や人物など、選択した被写体をフレームの中心に捉えたまま、安全なルートで飛び続けてくれます。
カメラの画質も向上し、明暗部のディテールも鮮やかに映し出す1/1.3インチCMOSセンサーを搭載。ピクセルサイズ2.4μm、絞り値f/1.7と多くの光を取り込めるようになったことで、暗いところでも色合いを忠実に再現。動画は最大4K/60fps、写真は最大48MPの撮影が可能です。
新設計のジンバルカメラは90度回転することで、画質を落とすことなく縦向き撮影ができるように。編集なしでSNSへそのまま高画質の縦向きの動画を投稿できるようになりました。
そして、ドローンで重要なフライト時間は最大34分に。機体の重さは250gを超えてしまいますが、オプションの大容量バッテリー「インテリジェント フライトバッテリー plus」を使えば、さらにフライト時間は伸び、最大47分まで飛ばせます。
今作から、スマホ不要の5.5インチスクリーンを内蔵した新たな送信機も登場。価格はDJI Mini 3 Proの機体のみが9万2400円、機体+従来の送信機(DJI RC-N1)のセットが10万6700円、機体+新型の送信機(DJI RC)のセットが11万9900円で、5月20日より発売予定です。
なお、航空法の改正に伴い、6月20日よりドローンの識別情報や位置情報を遠隔発信する“リモートID”の登録が義務化されますが、「DJI Mini 3 Pro」は今後のファームウェア更新でリモートID機能に対応する予定となっています。
<文/&GP>
【関連記事】
◆フルHDカメラ搭載のヘリ型トイドローンが自動離着陸もあって本格的!
◆室内用といって侮るなかれ!高画質カメラ搭載の本格ドローンだぞ!
◆普段使い時のガジェット類からドローンまで、荷物にあわせて自在にカスタム!
- Original:https://www.goodspress.jp/news/450473/
- Source:&GP
- Author:&GP