Appleデバイスの分解は、iFixitなどをはじめとする多くのパーティにより新製品が出る度に試みられていますが、iPhoneを自分で修理するためのセルフ修理キットに含まれるツールまでをも分解してしまった強者が登場しました。
修理ツールを分解する必要はあったのか?
Appleが満を持して開始した「セルフサービス・リペア・プログラム」に登録すると、スーツケースが2個送られてきます。中にはApple Storeや正規サービスプロバイダが使用する純正の修理ツールがぎっしり詰まっていることが明らかになっていますが、そのツールさえをもバラしてしまった人が現れました。
100万人以上の登録者数を誇るYouTubeチャンネルSnazzy Labsを運営するクイン・ネルソン氏は、バッテリープレス、ディスプレイ接着剤プレス、加熱式ディスプレイ取り外し装置の分解動画を公開しました。
「修理する権利」への関心が高まっており、デバイスを分解して修理しやすさの格付けを行うiFixitの修理しやすさスコアは毎度注目を集めていますが、修理用の専用器具をあえて分解して中身を調べる必要があるのでしょうか?
Appleの専用器具はどれも“やりすぎ”感がある?
まず、バッテリープレスという装置は、その名のとおりバッテリーを所定の場所に固定するためのものですが、この作業は容易に手でも行うことができ、専用ツールが必要かどうかはわからない、とネルソン氏は述べています。
動画にはApple製品のためのツールのデザインを手掛けていたことがあるという人物がコメントしており、「彼ら(Apple)はすべてがやりすぎなのです。電源は、内部に接着剤を入れるだけでなく、クラムシェルの2つの部分を溶接させるという、とんでもないものでした」と内部事情を明かしています。
Source:Snazzy Labs/YouTube
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-455194/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania