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22年1~4月の国内スタートアップ資金調達金額ランキング。8社が累計調達額100億円超え

フォースタートアップス株式会社は、「STARTUP DB」にて22年1月1日~4月30日までを対象とした「国内スタートアップ資金調達金額ランキング」を発表しました。

新規5社、うち3社は50億円以上を調達

今回の新規ランクイン企業は5社。そのうち3社が50億円以上を調達しています。

AIメディカルサービス

2位にランクインした株式会社AIメディカルサービス(以下、AIメディカルサービス)は、内視鏡の画像診断支援AIを開発中。同社によると、ハードウェアの性能向上とCNN(畳み込みニューラルネットワーク)モデルの進化により、すでに臨床現場でのリアルタイムな判定が実現可能な段階まで進歩しているといいます。

同社は、SoftBank Vision Fund 2らから総額80億円を調達。なお、SoftBank Vision Fundによる国内企業への出資は3社目とのこと。

ラピュタロボティクス

5位には、4月にゴールドマン・サックスらから約64億円を調達したラピュタロボティクス株式会社(以下、ラピュタロボティクス)がランクイン。

クラウドロボティクス・プラットフォーム「rapyuta.io」による多様なロボットソリューションで、物流事業者の課題に合わせた最適なソリューションを提案しています。

シェアリングエネルギー

7位にランクインしたのは、調達総額55億円の株式会社シェアリングエネルギー。オンサイトPPAモデルとも言われる太陽光発電システムの第三者所有サービス「シェアでんき」を提供しています。

なお、今回のランキングには反映されていませんが、5月18日(水)にも総額12.3億円の資金調達を実施したと発表しました。

このほか、ペーパーレス経費精算システム「レシートポスト」などを提供する株式会社TOKIUM(11位)、ブロックチェーンゲームの開発などを手がけるdoublejump.tokyo株式会社(12位)が新規ランクインしています。

累計調達額100億円超えは8社、うち3社は設立5年未満

このたびトップ20にランクインした企業のうち、累計調達金額が100億円を超えている企業は8社。

約331億円と最も高額なエリーパワー株式会社や2月に100億円を調達したソフトバンクロボティクスグループ、株式会社Synspective、株式会社ビットキー、株式会社Kyash、テラドローン株式会社、新規ランクインしたAIメディカルサービスおよびラピュタロボティクスです。

なかでもAIメディカルサービス・Synspective・ビットキーの3社は、設立5年未満。成長著しいことが伺えます。ちなみに、トップ20のうち設立5年未満の企業は9社でした。

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株式会社AIメディカルサービス
株式会社TOKIUM

(文・Higuchi)

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