Qualcommはコンソーシアムを結成し、そのコンソーシアムによってArmを買収する形で、Armの独立性を保つ方法を検討している模様です。Financial Timesが伝えています。
NvidiaはArm買収を断念
ソフトバンクによるNvidiaへのArm売却は、複数の国の政府機関が安全保障上の懸念や競争阻害の観点から提訴の手段に訴えたため、Nvidiaは最終的にArm買収を断念しました。
Qualcommは買収話が持ち上がった当初より、この件に異議を唱えていました。
Qualcommが設計するシステムオンチップ（SoC）Snapdragonシリーズは、Armの設計を基盤としています。
コンソーシアム結成でArmの中立を維持
ソフトバンクはArmの株式売却を予定していますが、Financial Timesによると、Qualcommは半導体メーカー数社とコンソーシアムを結成、そのコンソーシアムがArmを買収するという計画を検討しているとのことです。
複数企業で構成されるコンソーシアムがArmを所有することで同社の中立を保つという案には、Intelも関心を示しているとFinancial Timesは記しています。
Source:Financial Times via Tom’s Hardware
(lunatic)
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